〝聖バレンタインの虐殺〟に関する証言
聖バレンタインの虐殺とは?
アル・カポネ一味がライバルギャングのバグズ・モランを抹殺する為に仕組んだもので、モランは難を逃れたものの、モランの部下等7人が蜂の巣にされた。
この事件は当時、世間に大きな衝撃を与えた共に、他のマフィアから大きな反感を買った。
またこの事件の題材とした映画も製作されている。
〝聖バレンタインの虐殺〟に関する証言
マフィア研究者のウィリアム・ヘルマーは、FBI本社でジョン・デリンジャーに関する調査をしていた際に、ある本を見つけました。
その本は元セントルイスのギャングで、その後カポネ部下となった男の妻が書いたもだったそうです。
その本は出版前にFBIが発売を止め、原稿を押収したため、世に出回っていないもので、本には彼女の夫と仲間のフレッド・バークが〝聖バレンタインの虐殺〟に関与したと書かれていた。
バークは、強盗の際に警察の制服を着る事でも知られていました。
妻は本の中で「聖バレンタインデーの虐殺の朝、彼女の夫とバークは警察の制服に身を包み、聖バレンタインデーの虐殺のヒットマンとして参加した」と語っている。
この本の証言の真偽は、定かではありませんが、バークは〝聖バレンタインの虐殺〟に関して取り調べを受けた事はありませんでした。
現在も〝聖バレンタインの虐殺〟は未解決のままです。
その他の容疑者達
その他にも様々な人物が関わったという説があります。
有名所では、サム・ジアンカーナとトニー・アッカルド。
その他にもアルバート・アンセルミとジョン・スカリーゼ。
この二人は後にカポネがバットで撲殺するあの二人。
オバニオン暗殺にも関わった腕利きの殺し屋でした。
犯人は誰であったにしろ、この事件は後世まで語り継がれる事件となり、「事件の際に被害者達と蜂の巣にされた壁」、「被害者から取り出された弾丸」はモブミュージアムに展示されています。