アルカポネオークションの続報

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マフィアグッズ専門店
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今回はアル・カポネ所縁の品がオークションで販売される件についてお届けします。

こちらはオークションに出品された写真の一枚。

27歳のアル・カポネが息子と一緒に写っている。

カリフォルニア州オーバーン周辺に住むダイアン・カポネは今回のオークションの開催理由についてこう話した。

自分たちが年を取ってきた、さらに災害があっても品々を持って逃げられない事から出品を決めたと明かした。

この品々を大切にしてきたカポネ家族はこのようにも話す。

「この2年間の夏、私たちはスーツケースをドアの前に置いて過ごしてきました」

これは近年、増えている山火事を恐れての行動だ。

また、出品される品にはカポネがマッチ棒を入れるのに使っていた白金のマッチカバーやアクセサリー類が含まれることも明かされた。

カポネさんはオークションに出品する品々を整理している際に「イメージと事実にとてつもない溝がある」と気付いたと言う。

「祖父がたくさんの悪いことをしたり、部下に悪いことをするように命じたりしていたことを知っています。

しかし祖父が多次元的な特性を持っていたことも事実です。

父は公の生活と家庭人としての生活を区分することができたのです

祖父が亡くなったとき私は3歳でしたが、祖父が本を読んでくれたり、膝の上に乗せてくれたり、別荘の庭を案内してくれたり、祖父が花や置物を指し示して色々教えてくれたことをはっきりと覚えています。

彼はとても、とても愛情深い人でした」と彼女は語った。

価格発表

今回、オークションに出品される品々の開始価格も明らかとなった。

アルカポネの拳銃は5万ドルから

90個のシングルカットダイヤモンドをあしらったプラチナとダイヤモンドのパテック・フィリップ製ポケットウォッチは12,500ドルから。

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何か安い品ありませんかね。。

アルカポネの思い出

この写真は1946年、アル・カポネが死亡する一月前に撮影されたものだ。

今回、アル・カポネの親族は知られざるエピソードも披露してくれた。

カポネが刑務所から戻った頃、かつての仲間たちがカポネを訪ねてきたという。

彼らがカポネの様子を「彼は南京虫のように狂っている」と言っていたそうだ。

しかしカポネはそれを知ると『彼らに好きなように思わせておけばいい、それが私の自由のきっかけになる』と話したという。

息子のソニー・カポネはやがてカポネの名を捨て、カリフォルニアに移り住んだ。

ソニーの娘たちは皆、ビジネスや教育の分野でキャリアを積み、結婚して子供を産み、カポネの名前を捨てて夫の姓を名乗るようになった。

「秘密の生活をしようとしていたわけではありません。ただ、静かに暮らしていただけです」とダイアンは言う。

ちなみにダイアンは祖父の未亡人メイ・カポネさんの記憶をもとに祖父についての本を出版した事をきっかけに旧姓に戻している。

ダイアンは、オークションの収益の一部を地元のフードバンクのような慈善団体に寄付するつもりだ。

これは、アルカポネが大恐慌時代に炊き出しを行っていたのと同じタイプの慈善事業。

この二律背反がいつも自分を悩ませていると彼女は話す。

最後にダイアンはこう締めくくった。

「祖父のように公私ともに充実した生活を送りながら、家族を大切にすることができる人が他にいるのか、私は見たことがありません」

巷では“狂暴”なイメージの強いアル・カポネだが、同時に優しい父でもあったのだ。

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