ゴッドファーザーのトリビア200 part3
映画ゴッドファーザーのトリビアpart3 撮影秘話など

part3もどんどん紹介していきます!
トリビア73
・トムがハリヴッドへ行き、ウォルツと話すシーンの遠景は替え玉で撮影され、監督も立ち会っていない。
車内シーンはスタジオ撮影、書斎シーンもセットで撮影された。
トリビア74
・コッポラ監督はゴッドファーザーpart2の監督にマーティン・スコセッシを推薦した。
しかしパラマウント社がどうしても許可しなかったので、引き続きコッポラが監督する事になった。
トリビア75
・ヴィトー役を演じたデニーロはシシリア語を覚えるため、撮影前にシチリア島で半年近く生活した。

トリビア76
・マーティンスコセッシ監督は、若きジェンコ・アッバンダンド役と若きピーター・クレメンツァ役のオーディションを受けている。
トリビア77
・part3作成の際に トム役のロバート・デュバルはアル・パチーノと同額のギャラを要求して断られたので出演しなかった。
トリビア78
・オープニングでヴィトが抱いている猫は野良猫だった。
マーロン・ブランドが拾ってきて急遽出演した。

トリビア79
・マイケルがソロッツォ達を殺すと宣言する場面で、ソニーがステッキを持っている。
これは撮影中に靭帯を痛めて歩けなくなったアル・パチーノの物。
トリビア80
・ドラマ ソプラノズに登場する「BADA BING!」はカメラテストの際にソニー役のジェームズ・カーンが発した言葉から命名された。
トリビア81
・ヴィトが銃撃されるシーンで、フレドが持っていた拳銃は日本製のモデルガン
トリビア82
・ベットに仕込まれた馬の首が本物である。その後剥製にされて保存されている。
ちなみにリハーサルでは偽物の首を使用した。

トリビア83
・馬の首はウォルツが起きたら目の前に置いてあるはずだったが、監督が誤解して布団の中に入れた。
トリビア84
・コルレオーネ邸のモデルはケネディ家の邸宅
トリビア85
・マフィア(ジョセフ・コロンボ)から圧力がかかりゴッドファーザー内では「マフィア」という単語は使用されていない。
最終的に映画にGOサインを出したのは ラッセル・ブファリーノである。
映画の製作が始まってからはマフィア達はとても協力的だった。

ラッセルはアイリッシュマンでジョー・ペシが演じたマフィア

トリビア86
・ジョニーフォンテーンのモデルはフランク・シナトラと言われているが、実は違うという説も
モデルはジョニーを演じたアル・マティーノ自身であるという。
マティーノのゴッドファーザーであった、ラッセル・ブファリーノが強引にジョニーの役を彼に与えたというエピソードがある。

トリビア87
・ある時ブファリーノが撮影現場に訪ねてきて、マーロン・ブランドに会いたいと言った。
ブランドはブファリーノに「ジェンコオリーブ商会」のセットを案内した。
トリビア88
・フランクシナトラ自身はゴッドファーザーのアンチとして有名だったが、part3の際にはジョニー・フォンテーンの役を演じたがった。
しかし断られた。
トリビア89
・マフィアのボス カルロ・ガンビーノはゴッドファーザーの影響でマフィアが有名になった事を苦々しく思っていた。
しかし、ガンビーノがレストランに入店した際には敬意を込め楽団が 「ゴッドファーザーのテーマを演奏した。

トリビア90
・映画スタッフはビルの窓から、撮影の様子を除いているカルロ・ガンビーノと部下を目撃した。
「ブランドの服はどうだ? 」「あんなスーツのボスはいないね」などと会話していた
トリビア91
・マフィアのボス、サム・ジアンカーナはゴッドファーザーに否定的。
トリビア92
・ガンビーノファミリーのアンダーボス サルヴァトーレ・グラヴァーノはゴッドファーザーを見てとても感動した。
トリビア93
・part2のキューバ会議の後にケーキを食べるシーンは、ケーキが溶けてしまい何度も撮影し直した。

トリビア94
・キューバが描かれたケーキを切り分けるのは、キューバの利権を分け合う事を表している。

トリビア95
・パラマウント社は当初、タイトルについている「操り人形のマーク」を排除したがったが、コッポラが反対して残した。

トリビア96
・パラマウントはコスト削減策として、台本を近代化して、現代劇に。
ロケ地はカンザスシティにするように求めた。 コッポラが反対してなんとか今の形になった。
トリビア97
・舞台となる時代を再現するために、当時の衣装や車だけでなく、50年代風のフラワーアレンジメント、台所用品(見えない引き出しの中)、口紅などなどあらゆる小物を作ったり探し回った。
トリビア98
・コッポラは役者達が実際の家族としての雰囲気を出せるよう、コルレオーネファミリーが食事を取るシーンを即興で演じさせた。
とあるレストランの個室は非公式の稽古場の様だったそう
トリビア99
・予算と日数が足りなかったので、結婚式のシーンの多くは、役者に自由に演じてもらった。

トリビア100
・ヴィト・コルレオーネの葬儀シーンに幽霊が写っているという話があるが、あれは反射で写りこんだカルメラ・コルレオーネである
トリビア101
・ゴッドファーザーpart3の冒頭の荒れたコルレオーネ邸はpart2の撮影前に撮っておいたものを使用した
トリビア102
・カルロリッツォを演じたジャンニ・ルッソも元ギャングである。
マリリンモローと寝た。 フランク・コステロの側近を殺害したなどの武勇伝を語っていた。
ジョセフ・コロンボの力でカルロ役に決まった。

トリビア103
・part1クライマックスの洗礼式のシーンのロケ地を決めたのもコロンボだった。
出演した司祭はコロンボの友人である。

コロンボは撃たれ、ゴッドファーザーを観ることは出来なかった
トリビア104
・洗礼式の神父はpart2初聖体式にも登場している。
トリビア105
・ジェームスカーンは、ソニー・コルレオーネを演じた事がきっかけで、マフィアのカーマイン・ペルシコと友達に。
カーンがその後もペルシコと頻繁に出歩いていたため、当局はカーンもマフィアのメンバーになったと考えていた。
トリビア106
・コッポラはマフィア関係者をキャストに加えることを割と楽しんでいた。
しかしpart3の撮影中、ジョン・ゴッティが監督に会いたいと言ってきた際には食い物にされると感じ頑なに拒んだ。
ちなみにコッポラのアシスタントが変わりに、ジョン・ゴッティの元へ送られた。

トリビア107
・ジェームズ・カーンが監督の家でスクリーンテストを受けた際のギャラはコンビーフサンド4つだったらしい
トリビア108
・カーンとデュヴァルは監督の大学時代からの仲間だった
トリビア109
・ソロッツォがマイケルを迎えに来るシーンのロケ地の店のオーナーは、マフィアと交流のあったボクサー ジャックデンプシーである。
トリビア110
・ヴィトーの妻カルメーラ役のモーガナ・キングはフレド役ジョン・カザールより5歳年上。

トリビア111
・マーロンブランドは終始、カンペを使用していた。
トリビア112
・ヴィトーが撃たれるシーン、オレンジを買う場面で「ジェイク・ラモッタ VS トミー・ベル 」というボクシングのポスターが映る。
ラモッタは、ロバート・デ・ニーロが「レイジングブル」で演じたボクサーである。
トリビア113
・part2の公聴会は史実を元にしている。
実際にマフィアのボス達が呼び出され、大衆の目に晒された
トリビア114
・アルパチーノとケイ・アダムス役のダイアン・キートンはプライベートでも恋愛関係にあった。
トリビア115
・パン屋のエンツォが見張りに立たされて震えるシーンがあるが、あの震えは本物。
初の演技で緊張していた。

トリビア116
・メアリーはもともとジュリア・ロバーツが演じる予定だった。
その後ヴィナノ・ライダーが演じる案などが白紙となりソフィア・コッポラに役が回ってきた。

トリビア117
・マドンナもメアリーを演じたがったが、年をとりすぎているとして断られた。
トリビア118
・ジョージルーカスはpart3のヘリに襲撃される幹部会のシーンを演出している。(ヘリが登場するアイデアは監督が考えた)

トリビア119
・アルパチーノはpart1の冒頭やラストシーンでは、かかとの高い靴で身長を誤魔化している。
シーンによっては、靴を履いておらず他の場面よりも小さく見えている。
トリビア120
・ルカブラージが火をつけて貰うライターは、撮影後監督が気に入り所有している。
