フランク・シナトラとマフィア

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今回はニューヨークタイムスが報じたフランク・シナトラとマフィアの逸話を要約してお届けします。

改めて明らかとなった大スターフランク・シナトラとマフィアの黒い関係とは!?

シナトラの元付き人 トニー・オペディサーノがニューヨークタイムスのインタビューに答えた。

シナトラはマフィアと親しくしているというスキャンダルについてこう話していたという。

「叩かれるのは私の名前が母音で終わっているからだ。
これは反イタリア感情の現れだよ」

本当にシナトラとマフィアの関係はデマなのだろうか?

問題の写真

こちらはシナトラが名だたるマフィアの大物とにこやかに移った一枚。

白いシャツを着たシナトラがマフィア達と楽しそうに映っている。

この件についてシナトラはこう釈明していた。

「私は相手が握手を求めたときに、相手のポケットのお金の出所をいちいち訪ねたりしないよ」

つまり相手がマフィアとは知らなかったというのだ。

トニーは、その一方でフランク・シナトラが徐々にマフィアとズブズブの関係になっていったと説明した。

「マフィアはフランクの内輪になりたいと思っていました。
彼はそれをうまくやりくりし、深入りし過ぎないように気をつけていました。

しかし何人かのマフィアとは友達になり、フランクが彼らに頼んでいないことも、彼らは勝手にやってくれていた」

真相

果たしてシナトラはマフィアとの関わりを拒んでいたのか?

参考にシナトラの黒い噂を一部羅列してみよう。

・ラッキー・ルチアーノから資金提供を受けた

・ハバナ会議(マフィアの全国会議)に同行している

・マフィアの娘の結婚式に参加した

・サム・ジアンカーナのフロントマンとしてカジノを所有

・「マフィアになりたかった」と発言

・ラッセル・ブファリーノ、カルロ・ガンビーノなどマフィアのボスと友人

・マイヤー・ランスキーと食事を共にしていた

などなど。。

少なくともFBIはフランク・シナトラとマフィアの関係を重視しており、報告書には“ケネディ大統領とジアンカーナを引き合わせた”などと記している。

いつの時代もスターにこういったスキャンダルはつきものなのかもしれない。

ただし、シナトラのスキャンダルの元になったのはマフィアだが、彼の成功を支えたのもマフィアだという事も忘れてはならない。

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ゴッドファーザーとシナトラ

ちなみにシナトラは映画「ゴッドファーザー」公開後ジョニー・フォンテーンのモデルではないかと報道され怒り狂っていたという。

あるとき原作者のマリオ・プーゾとフランク・シナトラはレストランで偶然出会った。

キレやすいシナトラはプーゾを殴り倒し罵声を浴びせたという。

しかし映画が名作として評価されていたpart3製作時には出演したいと頼み込んでいた。

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なんとも図太いお方ですね

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