マフィアの入会の儀式

マフィアの入会の儀式

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今回はマフィアの入会の儀式についてお知らせしていきます。

マフィア映画でもよく見られるようにマフィアは正規メンバーとなる際に儀式を行うとされています。

地域によって多少の差異はあるものの大まかに以下の通り。

場所は窓のない地下室などで行われる事が多く、入会者の上司となる人物はランダムで選ばれる。
(各々が好きな数字を言っていき100に達した人物が上司となるなど。既にコネがある場合には行われないことも)

お互いの指を針で刺すなどしてから、重ね合わせ血を混じりあわせる。

聖人画を手のひらに置き燃やしながら「ルールを破ったら自分の肉体も同じように燃やされる」と唱える。

といったようなも。

映画では「バラキ」でこのシーンがよく描かれています。

古くはジョセフ・バラキから近年ではサルヴァトーレ・グラヴァーノやジョンペニシまで元マフィアの人物は必ず〝儀式を行った〟の証言しています。

中には儀式はないと言う人物も居ますが、儀式があることはまず間違いないでしょう。

このように儀式の模様の多くは元マフィアから伝えられたものでした。

そんな中、元マフィア以外の人物が儀式について語った珍しいエピソードがあります。

オスカーグッドマン

その人物とはオスカーグッドマン。

左オスカーグッドマン 真ん中はスピロトロ

元ラスベガス市長で、その前は弁護士として働いており、マフィアのアンソニー・スピロトロやフランク・ローゼンタールの弁護を勤めていた人物。

映画「カジノ」には本人役として出演しています。

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グッドマンはニューイングランドのパトリアルカファミリーのヴィンセント・フレデリコを弁護した事がある。

グッドマンその時をこう語った。

「FBIが盗聴した入会式の音声を聞きました。
私はテープを聞くまで儀式が本当にあるとは信じていませんでした。

そのテープに録音された音声は映画でよく見るものと一緒で驚きましたよ。

そこでは入会者は指を針で刺し、聖人のカードを持っていて、手の平の上で燃やしたようでした。

燃やしている間ボスは〝あなたは血の掟を結んだ、沈黙の掟に下がって正しいことをしなければ、あなたは地獄の聖人のように燃えるでしょう〟と唱えていた。

他にも〝ボスがあなたを呼んだら母親が死にかけていてもかけつけなければならい〟という一説もありました」

確かにマフィアの儀式は実在しているのでした。

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