ジョン・ペニシさんインタビュー

ジョン・ペニシさんインタビュー

今回はジョン・ペニシさんがマフィア博物館のインタビューに答えた模様をお届けします。

私とペニシさんが話した回はこちら

マフィア人生

ジョン・ペニシは語る。

「私は20歳の時、ガールフレンドをめぐって男を射殺しました。

今も思えばつまらない理由だった。

ジュースが飲みたいときでさえ、“金を払わない方が美味しい”と信じていた。

勿論、今は違います。

最近は娘二人と息子と暮らしていて、堅気の、施工管理の仕事をしています。

話を戻すと男を射殺して服役した後、ルッケーゼファミリーの一員になりました。

マフィアになるための式は大変でした。

式には武器は持ち込み禁止だった。

そこで私はファミリーに忠誠を誓いました。

マフィアとなった私はギャンブルや恐喝などに関与しました。

一番のビジネスは高利貸しで、クイーンズとスタテン島で活動していました。

いくら稼いだかは記録していませんが、彼は大した稼ぎではありませんでした。

高利貸しで誰かを脅したことはありませんでした。

ルッケーゼファミリーの金を踏み倒す者はいないのです。

私は同時に建設業界でまっとうな仕事もしていました。

堅気の仕事に就いているのはFBIへのよいカモフラージュになっていました。

事実、FBIは私の存在に気がついていませんでした。

ある時私は、私がネズミだという噂が流れている事を知りました。

私はそれで徐々に身の危険を感じ始め、2017年に政府の証人となりました。

五大ファミリーのランキング

このインタビュー内でペニシさんは五大ファミリーの勢力図についても話した。

「ジェノベーゼファミリーが最も力を持っています。
五大ファミリーではないがシカゴも強力です。

シカゴのマフィアは脚光を浴びないことで力を蓄えています。

また、現在のマフィアはメンバーを他のメンバーに紹介しない傾向が強いです。

二番目はガンビーノファミリー、三番目はルッケーゼファミリーです。

四番目はボナンノファミリー、コロンボファミリーは最弱で壊滅の危機に貧しています。

これからの人生

「多くの人はネガティブな事に興味をそそられます。

元マフィアが生き方を改める、という記事よりもマフィアのネズミが暴露したという記事が人気になるのです。

それは妙なことです。
麻薬中毒者が立ち直ったとき、その人をあざけたりしますか?」

沈黙の掟

「すべてマフィアがルールを破ります。

今日、名誉ある男達は存在しません。

世界中の人々がマフィアの強引な戦術といじめにうんざりしています。

イタリアでさえ、マフィアの大規模裁判が行われている。

虐げられたくない人はいないです。

故にマフィアは滅びるのです」

最後にペニシはお馴染みの質問。
“マフィアからの報復を恐れていないか”を訪ねられこう答えた。

「心配していません。防犯カメラの普及により、この種の暴力行為は困難になっています。

それに私は多くの肯定的なメッセージをいただきました。

それは私がマフィアの間は手に入れられなかったものです。

私のコメントが犯罪に走ろうとしている若者を止めるのにだとか、世間の役に立つのであれば迷いはありません」

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