ホッファ発見か

ホッファ発見か

FBIは情報提供を受けて行方不明となったジミー・ホッファの捜索を行った。

ジミー・ホッファとは全米トラック運転手組合チームスターズを率いた人物で、マフィアの身内でもあった。

ホッファは1975年7月30日に忽然と姿を消し、以来行方不明となっている。

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舞台となったのはジャージーシティのプラスキー・スカイウェイの下にある埋め立て地ジミー・ホッファ。

ニューヨーク・タイムズ紙によると、「旧PJP埋立地(現在のスカイウェイ・パーク)のすぐ近くにホッファの入った鉄製のドラム缶に埋めた」情報が捜索のきっかけになったという。

FBIの広報担当者はこの件について聞かれると、先月、捜索令状を取得した上でスカイウェイの下で「現場調査」を行ったことを認めたが、その調査がホッファと関係があるかどうかについては言及しなかった。

マーラ・シュナイダー特別捜査官はホッファ捜索についてこう話している。

「10月25日と26日に、ニューアークとデトロイトのFBI職員が調査を完了し、そのデータは現在分析中である。
捜索令状の裏付けとなる宣誓供述書は裁判所によって封印されているため、これ以上の情報は提供できません」

果たして何を分析しているのだろうか?

今年始めの「Fox Nation」の報道ではレーダー専門家がホッファが入ったドラム缶を確認したと報じられており、FBIがドラム缶を掘り当てた可能性もある。

ジミー・ホッファ

情報を提供したのはニュージャージー州の埋立地に遺体を埋めたと主張する元労働者ポール・カッポラ。

Pカッポラ氏は後になって息子に、「埋立地の共同所有者であるフィル・モスカートから遺体を埋める場所を指示された。だが埋めるときになって誰かに指示する場面を見られたのではないかと不安になり、別の場所へ移した」と告白。

ホッファについて多くの記事を書いてきたジャーナリストのダン・モルデア氏が、この情報知りをFBIに伝えたという。

さらに詳しい話では、カッポラはショベルカーを使ってこのドラム缶と他の数本のドラム缶を石や土そして“何かで覆われたモノ”と共に8フィート以上の地下に埋めたそうだ

モルデアはツイッターでこの報道についてこう綴っている。

「私にとって、これは46年間の長い旅でした。
私はFBIが行っていることに全幅の信頼を寄せています。
彼らの捜査を妨げるようなことは言いたくありません。
勝っても負けても引き分けでも、解決したらもっと多くのことを話すでしょう」

遂にホッファの遺体が発見されたのか。

間もなく明らかになると思われます。

余談

映画「アイリッシュマン」ではホッファが火葬されているシーンが登場する。

フランク・シーラン自身は「火葬された」とは明言はしていが、恐らくそうだろうというニュアンスで話していた。

とはいえ、今回ホッファが発見されれば、再びシーランの証言の信憑性について議論が巻き起こるということになりそうだ。

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