アンソニー “ガスパイプ”カッソがコロナにより死亡
アンソニー “ガスパイプ”カッソがコロナにより死亡
元マフィアのアンソニー〝ガスパイプ」カッソ〟がコロナの合併症で亡くなりました。
お伝えした際のツイート
カッソは元ルッケーゼファミリーのアンダーボスで、ボスの座を奪おうと画策しものの失敗。
1993年、逮捕された事をきっかけに司法取引を行い、証人保護プログラムに加入した。
しかし証人保護プログラムは1998年に取り消しに。
カッソにはゆすり、恐喝、殺人の罪で455年の懲役が言い渡されてしまった。
そしてコロナに感染してからわずか2週間後、2020年12月15日にこの世を去った。
78才だった。
カッソに何があったのか?
アリゾナ州ツーソンの刑務所で服役していたカッソは、死亡する一週間前に治療の為の釈放を求めたが、〝彼はあまりにも凶悪である〟として却下。
カッソの弁護士は「車いすで移動し、心臓手術を待つ状態にあり、前立腺癌を患い、過去の喫煙歴のために肺の問題を抱えている」と訴えた。
しかし裁判所は「被告アントニー・カッソの病状の重大さを慎重に検討しました。
しかし、病状が重大だと仮定しても、裁判所は被告の犯罪歴の性質と程度に照らして、彼が地域社会にとって危険なままであると判断しました」と言い渡した。
カッソの弁護士は刑務所の病人の管理体制に苦言を呈する。
「彼の急速に悪化する病状には、刑務所が提供できるよりも優れた医療が必要でした。
カッソは地元の病院と刑務所の間を3回くらい行き来していた」
カッソの娘もインタビューに答え、
「私の父は彼の家族と子供たちにとってとても良い人でした」とコメントした。
ご冥福をお祈り致します。