アル・カポネオークションの結果
アル・カポネの遺品オークションで310万ドル以上の落札
先日、お伝えしたアル・カポネの遺品オークションが終了しました。
ダイアン・カポネはオークション終了後、その結果について「予測していたのでショックも驚きもなかった」と話している。
シカゴ・トリビューン紙によると「カポネのタイムカプセル」と題された今回のオークションはカリフォルニア州サクラメントのプライベート・クラブで開催された。
オークションには1500人近いバイヤーが参加し、合計売上は310万ドル以上になったという。
落札金額
今回のオークションで最も高額な品となったのは、カポネが愛用していたコルト社の45口径セミオートマチック拳銃。
開始価格を71万ドル上回る86万ドルで落札された。
21%のバイヤーズ・プレミアムを加えた金額は104万600ドル。
これは20世紀の銃器として最高額だという。
カポネが所有していたコルト社の38口径セミオートマチック拳銃は、滑らかな木製のグリップが特徴的で当初の予想価格である6万ドルを大幅に上回る24万2,000ドルで落札された。
こちらはプラチナとダイヤモンドのパテック・フィリップ製ポケットウォッチ。
当初5万ドルと見積もられていたこの時計は、19万ドルで落札され、21%の手数料を加えて22万9千ドルとなった。
実は高額な商品ばかりでもない。
カポネの息子ソニーの写真2枚セットなどは100ドル前後という低価格で落札さたそうだ。
これらの写真にはカポネの3人の孫娘のうちの1人であるバーバラの公証人による署名も含まれている。
100ドルなら買いたかったな。。
ちなみにバーバラさんは祖母のメイ・カポネが所有していたものが入札にかけられたとき、心を揺さぶられたと話している。
「実際、祖母の陶磁器やクリスタルが展示されているとき、私と妹は隣り合って座っていたのですが、妹と私は手をつないでいて、、涙が出ました」
遺品はどこへ
落札された写真の一部はカリフォルニア州サクラメントのウィザレルズ・オークション・ハウスに展示されるという。
ほとんどの購入者の身元は非公開だった為、その他の品の行方はわかっていない。
わかっているところでは企業株主ケビン・ネイグル氏はオークションに参加していた。
彼はアルとメイ・カポネが所有していたウォールナットの化粧板を使った装飾的な葉巻用ヒュミドールを145,200ドルで購入。
また、別のヒュミドールとそれに付随する2脚の椅子のセットを21,780ドルで購入している。
平たくいうと葉巻を入れる箱ですね
ネイグル氏によるとヒュミドールは激しい争奪戦となったそうだ。
また、例の銃器の入札が行われた時の盛り上がりは信じられないほどだったとも話してくれた。
もうひとつネイグル氏が購入したのが、イエローゴールドとプラチナのベルトバックル。
お値段は27,225ドル。
このベルトバックルは話のネタになると思い落札したそうで、しばらくは牧場に飾るそうだ。