ボードウォークエンパイアをレビュー
ボートウォークエンパイア
しょっちゅう言っていますが、私のベストドラマです!
基本情報
製作総指揮 マーティン・スコセッシ
主演 スティーヴ・ブシェミ
オススメの鑑賞方法 アマゾンプライム
内容
原作は同名のノンフィクション小説。
汚職にまみれた政治家 ナッキー・トンプソンを中心に、激動のアメリカ暗黒史を描く。
物語は群像劇のような構成で、アトランティックシティのナッキーの他に、シカゴのアル・カポネの物語やニューヨークのラッキー・ルチアーノとマイヤー・ランスキーの物語が展開される。
その他にも多くの有名マフィアや実在の事件が描かれるので、マフィア史を学ぶのにぴったりな一作。
実話ベースのマフィア映画はたくさんありますが、この時代のラッキールチアーノ、マイヤーランスキー、アルカポネ等を描いた作品は少ないので、ファンなら必見です!
アイリッシュマンに出演した俳優の多くが、ボードウォークエンパイアにも出演しているので、アイリッシュマン好きにもオススメ。
~作品の見所~
①衣装と音楽
作中の衣装や音楽は当時のものをリメイクしており、世界観はこわさないでいて、尚且つ現代にも通用する絶妙な仕上がりとなっている。
②これまでに無い作風
登場キャラクターの多くはとても攻撃的な人物で、バイオレンス描写も多い。
華やかな場面でも、常に陰謀と策略が渦巻くのは、「ゴッドファーザー」の様でもある。
本作ではそれに加え、「少年漫画的なベタで盛り上がる展開」や「意外とナイーブなギャング達の心理描写」があり斬新な作品に仕上がっている。
③名言、名シーンが豊富
あっと驚くシーンやグッとくる名言が多く登場。
「歴史は繰り返さないが韻を踏む」
「人が背負う罪の重さは全て自分で選んだものだ 」
などなど。
スコセッシ作品が好きな方にオススメ!
皆さんの感想など教えて欲しいですw