三分で学ぶ!バグジー&コステロ
フランク・コステロ&バグジー・シーゲル 編
フランク・コステロ
フランク・コステロは、映画 ゴッドファーザーのヴィト・コルレオーネのモデル。
ヴィトを演じたマーロン・ブランドのしゃがれ声はコステロを真似しているのです。
合法事業も数多く手掛け、政治家やFBI長官とも友好関係を結んだ。
その事から「暗黒街の首相」と呼ばれた。
ルチアーノの海外追放後は代理ボスを勤めるなど、大きな役割を果たしたことも。
公私ともに気品のある振る舞いを好み、お洒落にも気を使っていた。
コステロを知る人は、
「あの男は獣どもにルールを守らせている」
「威厳があっておのずと気品がにじみでている」 と評した。
サム・ジアンカーナ や ミッキー・コーエンなど多くのフィアに尊敬され、引退後は多くマフィア達がコステロを訪ね、アドバイスを求めた。
意外にもボディーガードを着けず、タクシーや徒歩での移動を好んだ。
タクシーに代金を置き忘れるなどおっちょこちょいな一面も。
ベンジャミン・バグジー・シーゲル
ランスキー、ルチアーノ、コステロとの四人組の中で、一番年下のバグジーは、子供の頃にランスキーと知り合い 「マイヤー&バグジーギャング団」を結成。酒密輸業者の下請けをして稼いだ。
バグジーは、殺し屋としても一流で、大物マフィア暗殺の実行犯でもあった。
ラスベガスのホテル フラミンゴ 建設に尽力するも、建築費用の横領を疑われてしまう。
ランスキーが必死に庇うものの、 ボス達に処刑されてしまった。
砂漠にラスベガスを造った男として知られ、現在でも多くの人から尊敬を集めている。
彼が建設したフラミンゴ・ホテルは現在もラスベガスにあり、高い人気を誇っています。
ゴッドファーザーのモー・グリーンのモデルとしても有名。
自身は「バグジー」の呼び名を嫌い、呼ばれると激怒したという。
とてもハンサムで、ハリウッド女優と毎晩派手に遊び歩き、ジョージ・ラフトなど多くの俳優とも交流を持っていた。