マフィアで学ぶ!悟りの世界「帰家穏坐」
あなたは、どうやって日々の疲れを癒していますか?
中には、夜遅く仕事から帰ってきて、それから家事をして、ご飯を食べて、気がついたら寝る時間、という方もいるかもしれませんね。
しかし、それでは疲労やストレスが蓄積し、いづれ体を壊してしまいます。
そこで、参考にして欲しいのがアル・カポネのライフスタイルです。
アル・カポネのライフスタイルとはー?
アル・カポネは1920年代にシカゴを支配したマフィアのボス。
その権力は市長以上、大統領にも匹敵すると言われるほどでした。
当然、その地位を維持するためにはハードワークが必要。
分刻みのスケジュールをこなしていました。
しかしその一方で、カポネは休息を大切にしていました。
例えば、カポネは夜になると家族と団らんの時間を作るようにしていたのです。
また、時にはカポネ自身が台所に立ち、パスタを振る舞うこともあったようです。
その一方、オフの日には息子を野球の試合に連れていったり、ピクニックを楽しんだりしていました。
カポネは日々ハードに働き、命の危険にさらされるストレスを、きちんとリフレッシュしていたのです。
他にも休息を大切にしているマフィアは多くいます。
例えば、マフィアの会計士と呼ばれたマイヤー・ランスキーは朝の犬の散歩と、寝る前の読書を楽しみにしていました。
また、ニューヨークマフィアのボスフランク・コステロは、動物園で癒されることで、うつを克服したと言われています。
帰家穏坐
このように休息の大切さを教えてくれているのが、帰家穏坐という禅語です。
帰家は文字通り家に帰ること、穏坐座ってゆっくり休むことを表しています。
何も座禅を組む必要はありませんが、好きなことをしてリフレッシュするのは忘れないようにしましょう。