アイリッシュマンのモデルとなったマフィア達
今回は映画「アイリッシュマン」に登場したキャラクターとモデルとなった人物を比較していきます。
フランク・シーラン
目次
ロバートデニーロが演じた映画の主人公。
チームスターズ326支部のリーダーにしてマフィアの殺し屋。
ジミーホッファ殺害やジョンF.ケネディ大統領暗殺など多くの歴史的事件に関与した人物。
ジミー・ホッファ
アルパチーノが演じたチームスターズのリーダー。
全盛期にはエルビス・プレスリーやビートルズと同じくらい有名でした。
ホッファは、マフィアへ組合の年金基金を融資した事や陪審員の買収などで有罪判決を受けた。
ラッセル・ブファリーノ
ジョー・ペシが演じたペンシルベニア州北東部のマフィアのボス。
映画で描かれた通りシーランをマフィアの世界に引き込んだ男。
映画ゴッドファーザーの撮影中にジェンコオリーブ商会のセットを訪れ、マーロン・ブランドにセットを案内させた事も。
1994年にペンシルベニア州北東部の病院で亡くなったが、老後も強い影響力を持っていた。
アンソニー・プロヴェンツァーノ
通称「トニープロ」として知られるプロヴェンツァーノは、チームスターズ560支部のリーダーでありながらマフィアの幹部でもあった。
映画の通りホッファと対立しており、ホッファ釈放の際にも妨害工作を行っている。
560人の殺害に関わったと言われている。
フェリックス・〝スキニーレイザー〟・ディトゥリオ
フィラデルフィアマフィアのアンダーボスで、ヒットマン、高利貸しなどを専門にしていた。
リトルニッキースカルフォなど後に大物となるマフィア達を育てた事でも知られている。
アンジェロ・ブルーノ
フィラデルフィアマフィアのボス。
〝やさしいボス〟と呼ばれていた。
詳しくは「三分で学ぶ アンジェロ・ブルーノ」へ
アンソニー・〝ファットトニー〟・サレルノ
五大ファミリーの一つ ジェノヴェーゼファミリーのボス。
映画と同じく、いつも葉巻を吸っていました。
ジョセフ・〝クレイジージョー〟・ギャロ
映画ゴッドファーザーに大きな影響を与えたプロファチ戦争の主役。
狂暴で無茶苦茶なマフィアでしたが、実は賢く、読書を愛する一面も。
フランク・リッツォ
元警察長官で元市長。
映画では、1974年の「フランク・シーラン感謝の夜」に登場しています。
かなり疑惑の残る人物で、リッツォを称える銅像が作られると抗議デモが起こった。
サルヴァトーレ・〝サリーバグズ〟ブレグリオ
政府に寝返った疑いでシーランに始末された。
トニープロの部下。
アルバート・アナスタシア
理髪店で殺害されたあの人。
殺人株式会社の副リーダーで、マフィアのボスでもあった人物。
死刑執行人の異名を持っていた。