マフィアの組織図

マフィアの組織図

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久しぶりの単体記事です!

今回はマフィア映画を見る上でも役立つマフィアの組織図について解説していきます!

まずはこちらをご覧ください

ボス

まず上にいるのがボス。
ファミリーにおいて絶対的な権限を持っている存在。

ニューヨーク、シカゴに限っていうと意外と暗殺されたケースは少ない。

マフィアの全国会議であるコミッションへの参加権を持っている。

正式にボスになるにはコミッションの承認が必要。

ちなみに最年少でボスになったのはジョー・コロンボ

コンシリエーレ

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ボスの相談役のこと。

私利私欲に走らずファミリーの事を考えられる人物が望ましいとされている。

ボスとは違いファミリーのメンバーの多数決で選ばれることが多く、コンシリエーレはソルジャーとボスの調整を行う。

映画「ゴッドファーザー」についてドイツ系のトム・ヘイゲンがコンシリエーレになるのはあり得ないとよく言われているが、これはマフィアのメンバーはイタリア系に限られるからである。

コンシリエーレはその性質上、老マフィアが選ばれることが多い。

若くしてコンシリエーレとなった人物にはビル・ボナンノとサミー・グラヴァーノがいるが、両者とも間もなくファミリーを崩壊させている。

アンダーボス

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副ボスのこと。

コンシリエーレとは異なりボスにより指名される。

ファミリーで内乱が起きる場合、大抵の首謀者はアンダーボス。

ボスを殺してボスになったアンダーボスにはアルバート・アナスタシアカルロ・ガンビーノがいる。

カポ

幹部のこと。
カポ・レジームと呼ぶこともある。

映画「ゴッドファーザー」でいうクレメンザやフランキー。

カポはソルジャーを監督する責任を負っており、ソルジャーの失敗はカポの失敗とされる。

有名なマフィアのカポにはソニー・ブラックがいる。

ソルジャー

兵隊、正規メンバーともいう。

かなり下っ端のように思われるが、マフィアのメンバーは少数精鋭のため充分大物である。

ソルジャーになるには“殺しの経験”や“稼ぎ”が必要になる。

カステランマレーゼ戦争をソルジャーの視点から語ったジョゼフ・バラキが有名。

アソシエイト

アソシエイトは準構成員。
“ソルジャーではない協力者”のこと

厳密には3つのパターンに別れる。

1.マフィア未満

イタリア系であり、ソルジャーを目指して修行中の存在。

スカウトされたばかりのメンバーやカポの息子などはここからソルジャーを目指すことになる。

ちなみにソルジャーになれる人数は少なく、各ファミリー三人まで、など制限されている時代もあった。

2.堅気の協力者

フロント企業などで働く“表に出られる人物”がこれにあたる。

ラスベガスのカジノを経営していたアレン・グリックなど。

見方を変えればフランク・シナトラもマフィアの一味ということに。。

3.非イタリア系

ややこしいのがこのパターン。

映画「グッドフェローズ」に登場したヘンリー・ヒル

「アイリッシュマン」に登場したフランク・シーランなどがこれにあたる。

主にユダヤ系、アイルランド系、黒人など。

マフィアのボスと同等以上の権力を持つハイマン・ロスのような存在、マイヤー・ランスキーやダッチ・シュルツなどもいるのでややこしい。

ちなみにランスキークラスになると特例としてコミッションへの参加を許されていた。

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