ザ・オファー公開
ゴッドファーザーの舞台裏を描く「ザ・オファー」公開
リミテッド・シリーズ「The Offer」が、4月28日よりParamount+で公開される。
「The Offer」はマフィア映画『ゴッドファーザー』のメイキングを描いたドラマシリーズ。
映画のプロデューサーであるアルバート・S・ラディ役にマイルズ・テラー。
伝説的プロデューサーのロバート・エヴァンス役にマシュー・グッド。
フランシス・フォード・コッポラ監督役にダン・フォグラーがキャスティング。
このほか、ラディの秘書ベティ・マクカート役にジュノ・テンプル。
アル・パチーノ役にアンソニー・イポリート。
マーロン・ブランド役にジャスティン・チェンバース。
実在のマフィアのボス、ジョー・コロンボ役にジョヴァンニ・リビシ。
本の著者マリオ・プーゾ役にパトリック・ギャロ。
スタジオの重役チャールズ・ブルーダーン役にバーン・ゴーマン。
などが出演する。
ちなみにラディ役のテラーは昨年9月に、コロナワクチンを接種を受けていないと報じられ、さらにコロナに感染。
撮影が一時中断されるという事態を招いていた。
この件に関してパラマウント社は、
「慎重を期して、制作を一時的に中止しました。すべての安全プロトコルに従い、状況を注意深く監視していきます」と述べている。
「ザ・オファー」の内容
キャスティングから予想する見所は大きく3つ。
1つ目はキャスティングを決める部分。
小説「ゴッドファーザー」の映画化が発表されると、イタリア系の一般人が会社に履歴書を送り始め大騒動となった。
二つ目はアル・パチーノのキャスティングについて。
当時のアル・パチーノはまだ無名の若手であったため、関係者たちはキャスティングに猛反対した。
元々会社の役員たちはマイケル・コルレオーネの役にジャック・ニコルソンやダスティン・ホフマン、マーティン・シーンを望んでいたのだ。
しかしコッポラ監督だけは、アル・パチーノにこだわっていた。
とりあえず監督はアル・パチーノにスクリーンテストを進める。
しかし、アル・パチーノは才能を発揮できず、テストはお粗末な結果に。
出演は絶望的だったが、マーロン・ブランドが「彼には何かある、彼を使え」と助言した。
ブランドのおかげでアル・パチーノはマイケル役に決まっのだが、実は数日前に他の映画に出演する契約を結んでしまっていた。
監督はこの契約を解除するために大物弁護士を雇って圧力をかけることにする。
最終的に契約は解除出来たものの、変わりにポーリー役が決まっていたロバート・デニーロがパチーノの穴を埋める役者として差し出された。
などなどのエピソードも登場するのではないでしょうか。
3つ目はリアルマフィアとのトラブル。
マフィアのボス ジョー・コロンボは「ゴッドファーザー」がイタリア人のイメージを損なう作品だとして、徹底的に撮影を妨害。
「ゴッドファーザー」製作は中止の危機に陥ってしまう。
そこで奮起したラディはコロンボに台本を見せ、「ゴッドファーザーはイタリア人を称える作品なのだ」と直談判。
作品の内容に感動したコロンボは「ゴッドファーザー」製作にあらゆる面で協力することを約束する。
こうしたエピソードについて詳しくは「ゴッドファーザーのトリビア」へ。
「ザ・オファー」の日本配信は?
残念ながら日本での公開は未定。。。
本シリーズは全10話とのことなので、一話500とかで販売するのはやめて欲しいところ。。。
予想として「アマゾンプライム」か「U-NEXT」辺りで配信されるのではないでしょうか?