映画「ランスキー アメリカが最も恐れた男 レビュー」
映画「ランスキー アメリカが最も恐れた男 レビュー」
今回は隠れた良作映画「ランスキー アメリカが最も恐れた男」を紹介していきます。
概要
HBO製作のテレビ映画。
実在のマフィア マイヤー・ランスキーの生涯を描く作品。
内容としては老後のランスキーと彼が思い出す過去パートが交互に描かれる。
監督はジョン・マクノートン。
マイヤー・ランスキー役はリチャード・ドレイファス
若かりし頃のランスキーをライアン・メリマン演じている。
レビュー
個人的にはかなりすきな作品。
バグジー・シーゲルやラッキー・ルチアーノとの出会い、サルヴァトーレ・マランツァーノ暗殺、フラミンゴ開業など重要な事柄がほぼ描かれています。
ただし、あまりに多くの物事を描こうとした結果、説明不足であり予備知識がないとさっぱりわからない。
その時点で映画としては残念な出来なのですが良い点も多いです。
役者の雰囲気
本作はキャストが素晴らしく、マフィアファンも納得の再現度となっています。
まずはマイヤー・ランスキー
この大人しい雰囲気がぽいですよね!
バグジー・シーゲルはちょっと細身で色男な感じなど、かなりお気に入りです。
ラッキー・ルチアーノは顔の怪我後は勿論のこと、話し方なんかもかなり意識されていると思います。
そして一番の見所は彼らの会話シーン。
本当に長年の友人に見えるような掛け合いは“実際の彼等もこんな感じだったのでは”と思わせてくれます。
ラストシーン
実際に行われたインタビューを再現するシーンがラストに登場します。
この中でランスキーが多くの名言を残してくれたり、“有名なあの写真”を再現するカットが登場したりとサービス精神旺盛。
このラストシーンだけでも見る価値があるのではと思います!
このインタビューシーンは新作映画「ランスキー」にも登場するようなので比較するのも面白いかもしれませんね。
ただし、現在アマゾンプライムでは配信が停止しており、DVD化もされていないので視聴する方法がありません。。
観賞できるサービスをご存じの方はご連絡ください!