ハーヴェイ・カイテルが映画「アイリッシュマン」と「ランスキー」について語る
こんにちは! ハーヴェイ・カイテルが、新作マフィア映画やマフィア映画の魅力について語りました!
そこで、インタビューより興味深い所を抜粋して紹介致します!
誰や!って人の為に説明すると、アイリッシュマンのこの人です↓
映画 ランスキーについて
カイテル 映画「ランスキー」の撮影が終わりました。
若くて才能のあるエイタン・ロックアウェイが監督を勤めました。
私は、マフィアの会計士であり、父親、夫、悪党であるランスキーを演じています。
良い悪いの境界はどこにあるのでしょうか?
とても興味深いです。
※映画「ランスキー」は、当店の名前でもあるマイヤー・ランスキーの晩年を描いた作品。
ランスキーとFBIの頭脳戦が展開されます。
私たちは長年、ギャングを神話化してきました。
しかし、今、私は彼らの物語を掘り下げて、彼らの人格をより深く理解するために、より多くの忍耐と時間があることを認識しています。
私たちが「ランスキー」の制作の際にしたように。
ランスキーは、コサックと彼らのポグロムから常に攻撃を受けているロシアのシュテットで育てられたユダヤ人の少年でした。
それで、彼は村を出て、ニューヨークに逃げました。
そこで、彼はイタリア人の男の子のギャングに認められました。
そのうちの1人は悪名高いラッキー・ルチアーノで、当時16歳で彼の親友になりました。
ギャンブルの世界的な首都としてラスベガスを立ち上げたのはランスキーでした…
ユダヤ人の少年は、ラスベガスをマフィアのビジネスに変えました!
手形を支払わなかった人々に対して必要以上に暴力を振ることはなく、マフィアはランスキーの主義に従い運営を行った。
そして今、ランスキーの甥はカストロが国有化したホテルの補償を得るためにキューバ政府と交渉しているようです。
問題はマフィアがそれらのホテルをどのように手に入れたかでした。。
ユダヤ人ではない、私がユダヤ人であるランスキーの役に選ばれた事は偶然ではないと思います。
※カイテルさんは、ランスキーにシンパシーを感じており、何か運命的なものすら感じているみたいです。
アイリッシュマンについて
記者「共演したかった俳優はいますか?」
カイテル「マーロン・ブランド、チャールズ・ロートン、フレドリック・マーチ!残念ながら機会を逃しました(笑)」
記者「アイリッシュマンでは、なぜアンジェロ・ブルーノの役を引き受けたのですか? メインのキャラクターではなかったはずです (小さな役だったはずです)」
カイテル「小さな役はなく、小さな俳優しかいない。
それは私が見つけた真理です。
アンジェロ・ブルーノの役作りは、タクシードライバーやミーンストリートと同じように取り組みました。
キャラクターは違うが、演じるテクニックは同じです。」
記者「あなたは映画でデジタルによる若返りのおかげで時間を遡りました。新しいテクノロジーは映画の未来ですか?」
カイテル 「私は多くのことを知りませんが、素晴らしいと思います。
私はセットで、デニーロとジョー・ペシに、『私と同じくらい若く見えるにはコンピューターが必要だな!』と言った。
それは冗談です。
誰かが私の顔の変化に気づかなかったと言いました。
本当かな。。
記者「スコセッシによる他の作品とは異なり、アイリッシュマンはもはやギャングを神話化しませんね?」
カイテル
「マーティが過去にギャングを神話化したとは思わない。彼は単にギャングを映画にして、善と悪の二分法に焦点を合わせた。 マフィアのもつ善と悪は不協和音です」