マフィアの殺戮車両
マフィアの殺戮車両
古くからマフィアは車両を改造し、不足の事態に備えてきました。
有名なのはアルカポネのこの車。
防弾装備は勿論ですが、敵が後ろ付けた時のために、後方の窓を開けて銃撃できるようになっています。
さて、最近のマフィアは車にどのような改造を施しているのでしょうか?
発見されたマフィアの車
2014年7月、警察は盗まれた車のナンバープレートを付けている怪しげなバンを発見した。
彼らがバンを調べたところ、両サイドと後ろのドアの前に二席づつ椅子が設置されていた。
さらに車両内にはライフルや弾丸、サイレンサーなどが。
捜査の結果、バン持ち主はドミニク・ガロとジョセフ・ガリアーノの二人と判明。
72歳のガロはカジノ業界の重鎮で、カジノホテルの副社長も勤めている人物。前科などもなかった。
一方55歳のガリアーノはフランク・ガグリアーノ息子でニューオリンズのマフィアの大物。
1995年にはカジノへの恐喝などで逮捕されるなどしていたので、ガロとの繋がりは警察を驚かせた。
警察は当然、ガロとガリアーノを連行。
「知らない。その車は通りがかりの女性から300ドルで購入した」と二人は口を揃えて語った。
しかし警察は2ヶ月ほど前にガリアーノが車を改造していた事を突き止め逮捕。
ガリアーノは全科を踏まえて、銃所持容疑で懲役2年4カ月、ガロは懲役5か月を言い渡された。
2人は裁判で、「バンと武器で何をするつもりだった?」と聞かれ、「スノーボール」(人気のあるニューオーリンズの冷凍菓子)を売ろうと思っていた」と話した。
だが、警察は腰を据えて銃撃する為に改造したと見ている。
このバンを横につけて、銃撃したらかなり強力な攻撃となりそうですね。
待ち伏せして、ターゲットが来たらドアを開けて。。
走行中の車と並走して。。など
加えてこの事件は、現在もギャンブル業界はマフィアに支配されている事を証明することとなり、今後が注目されている。