伝説の男が語る

伝説の男が語る

ハーレムの麻薬王、フランク・ルーカス

彼は、映画「アメリカンギャングスター」のモデルとなった人物であり、たぐいまれな頭脳と度胸で、億万長者になったことで知られている。

そんなルーカスが語った「誰でも目標をかなえられる方法」を紹介しましょう。

映画が公開される少し前のこと。

ある作家がすでに引退していたルーカスの元を訪ねた。

その最大の目的は、ルーカスの武勇伝が本当か確かめるため。

特にルーカスの代名詞となった“大金を生み出すからくり”を本当に彼が編み出したのか気になっていた。

「すみません、アポを取っていた者なんですが」

作家が胸を高ぶらせながら低所得者向けのボロボロのアパートの一室を尋ねると、眼光の鋭い老人が現れた。

ルーカスその人である。

ルーカスは出会って早々に、新聞記者にこう命じた。

「車を出せ、俺がどんな男か見せてやる」

記者はルーカスを助手席に乗せ、治安の悪い通りへと向かう。

そして信号待ちをしていると、ルーカスが声を上げた

「おい、あそこにたむろしている売人たちに声をかけろ。

こっちにきやがれってな」

記者は嫌がったがルーカスはやれと言ってきかない。

記者がしかたなく言われたとおりに叫ぶと、ルーカスはダッシュボードの下に身を隠してしまった。

「どういうことですか」

隠れるルーカス。

慌てる記者。

殺気を漂わせながら車へと駆け寄ってくる売人たち。

記者がもうだめだと思ったその時、ルーカスが飛び上がるように体を起こし、窓から首を突き出した。

「ばぁ!」

すると売人たちはひどく驚き、こう口にしたのだった。

「なんだルーカスさんでしたか、参ったな」

ルーカスは、今でも自分の影響力が健在であると記者に見せたがっていたのだ。

そんなルーカスと記者は少しづつ距離を縮めていき、遂にあの質問をした。

「あなたはどうやって、田舎者の一文無しから、大富豪になったんですか?」

するとルーカスは答えた。

「やり方は知っての通りさ。

お前も大富豪になりたいってんなら、俺があのアイデアを思い付いた発想法を教えてやろう。

まず1人きりになって、過去に起こった様々なできごとを振り返るんだ。

どうでもよさそうに思える、細かなことまでもな。

それから自分の行く先を邪魔するモノは、一切ないと、

ゴキブリのチ〇ポに生えている産毛ほどもないと自分で決める。

そうしたらおのずと、これから起こることとすべきことが、、

あらゆる道の先の先まで見えるようになってくるのさ」

ルーカスの発想法の詳細と、彼が行ったビジネスについてはブログかYouTubeで↓↓

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