世界のマフィア・ギャングまとめ
世界のマフィア・ギャングまとめ
目次
今回は世界各国の有名なマフィア・ギャング組織を紹介していきます。
「こんな組織もあるのか」とお楽しみください。
定期的に追加していきます!
1.コーサ・ノストラ
イタリアのシチリア島発祥の秘密結社。
一般的に「マフィア」というと彼らを指すことが多い。
メンバーの一部はアメリカにわたり、独自の組織を設立している。
それらの一派は、「アメリカマフィア」と呼ばれたりする。
2.マラ サルバトルチャ
マラ サルバトルチャは、ロサンゼルスを根城とするギャングで、通称「MS-13」の名でも知られている。
そのメンバーの多くは未成年で、抗争では自身を顧みない無謀な行為が多くみられている。
また、凶暴性が高いことでも有名で、メキシコで活動するギャング、シナロア・カルテルの下請けとして働いている。
3.シナロア・カルテル
シナロア・カルテルは、メキシコ最大の、そして世界最大の麻薬カルテル。
「最強の麻薬王」の異名を持つボス、ホアキン・グスマンが逮捕されて以降は、内部抗争が続いている。
2023年1月に、彼の息子で組織の幹部、オビディオ・グスマンが逮捕されたことも記憶に新しい。
その際、警察とカルテルの間で銃撃戦が勃発し、警察官10人が死亡、35人が負傷。
カルテル側にも19人の死者が出た。
4.アーリア人同胞団
アーリア人同胞団は、1964年にサンフランシスコのサンクエンティン刑務所で、アイルランド人が結成したグループ。
当初は、他の人種から身を守ることを目的としていたが、次第に麻薬取引などにも手を出し始めた。
しかし、あくまでも主戦場は刑務所である。
現在、アメリカ国内のほぼすべての刑務所で派閥を形成しており、すの人数は2万人以上といわれている。
5.ヘルズエンジェルス
ヘルズエンジェルスは、アメリカで最も危険なサイクリングクラブである。
実際の所サイクリングクラブというのは建前のみで、主な活動は、殺人、強盗、強姦、麻薬密売など。
他のバイカーギャングを見つけるとすぐに攻撃を仕掛けるという、縄張り意識が強い一面もある。
6.トライアド
トライアドは、「中国マフィア」と訳されがちだが、実際の所は「香港マフィア」と表現するのが正しい。
その起源は古く、1600年代に清王朝を打倒するための秘密結社として設立されたのが始まりである。
近年はナポリを拠点とするギャング、カモッラと同名を結び、麻薬取引に精を出している。
7.カモッラ
カモッラは、イタリアのナポリを拠点とするギャング組織。
コーザノストラ、ンドランゲタと並ぶイタリア三大ギャングの一つ。
近年はイスラム国と同名を結び、武器の売買にも手を出している。
2022年までボスを務めた、コジモ・ディ・ラウロは「デザイナードン」の異名を持ち、暗黒街のファッションリーダーとしても知られている。
組織のメンバーの多くは、彼の服装を参考にしているとか。
8.ンドランゲタ
ンドランゲタは、イタリアのカラブリア州を拠点とするギャング組織。
2000年代に入ってから勢力を急拡大しており、現在イタリア最大のギャング組織となっている。
ただし、単一の組織というよりは、小さなギャングの連合体のような組織体制である。
9.サクラ・コローナ・ウニータ
サクラ・コローナ・ウニータは、イタリアのプーリアに拠点を置くギャング組織。
コーザ・ノストラ、カモッラ、ンドランゲタと並んで4大ギャングといわれることもある。
コーザ・ノストラ、カモッラ、ンドランゲタが暴力的な犯罪や抗争を繰り広げるのに対し、彼らはホワイトカラー犯罪も多く手掛けている。
しかし近年は組織の若年化が進んだことから、手っ取り早く麻薬で稼ごうとするメンバーが増えている。
10.ロスセスタ
ロスセスタは、メキシコで活動する異色のギャング団。
そのボスは、メキシコ軍の特殊部隊長、アルトゥーロ・グスマン・デセナ。
彼が自らの部下を引き連れて結成した。
当然ながら、全員が重火器の扱いになれており、抗争もいとわない。
ちなみに、彼らは攻撃用ヘリコプターや戦車、潜水艦などを有しているともいわれている。