映画シチリアーノ インタビュー
映画シチリアーノ インタビュー
今回は映画シチリアーノでサルヴァトーレ・リイナを演じたニコラ・カリさんのインタビューを翻訳してみました。
ニコラ・カリ「メッシーナ出身なので、監督の期待とは違うアクセントになるのではないかと不安になりました。(リイナはコルレオーネ出身)
でも、うまくいきました。トト・リイナを演じることは大きな重圧でしたが、いつもの楽観主義で望みました。
私はマフィアの歴史を何年も研究しているので、絶好の機会です。」
インタビュアー「私はこの映画をアグリジェント州のリカタの映画館で見ました。
映画の多くのシーンが撮影されたファルコナーラ城から数キロ離れた場所です。」
冒頭 パーティーシーンのロケ地です
インタビュアー「演じたトト・リイナは、手を上げて顔を覆うなど細かな仕草まで史実に忠実で驚きました。
あなたが長い間マフィアを研究したことは一目瞭然です」
ニコラ・カリ 「オンラインで見つけたビデオは全て見てリイナについて勉強しました。
することができたすべてのビデオを見たとすぐに言っ、特にそれが映画の私のキャラクターであることに気付いたときはそうです。
私のリイナはフィクションでよく見るような偉大なボスではありません。
それは監督の意向でもありました。
キャスティングも入念に行われ、4回のオーディションの後にやっと合格しました。
オーディション以外にも、私がリイナをどれくらい理解しているかを確認するヒアリングテストもありましたね。
インタビュアー「それからファルコナラ城で撮影が始まりましたね?」
ニコラ・カリ「はい。リカタから数キロ離れたブテーラの領土、忘れられない海にあるファルコナラ城の美しさを説明するのは難しいです。
そこでリハーサルを始めました。
私たち一人一人には、演じられたキャラクターの名前が書かれた部屋がありました」
インタビュアー「マルコ・ベロッキオ監督との関係はどうでしたか、彼のプロ意識、熱心さをどう思われますか…?」
ニコラ・カリ「マルコ・ベロッキオが監督した映画の中にいたことは私にとって大きな名誉です。
私は彼の映画を数回見ましたが、彼と話したことはありませんでした。
会ってみると素晴らしい監督で、とても人間的で謙虚な人です。
私が映画のワンシーンで、納得できない部分を指摘した事がありました。
彼は私に耳を傾け、それから少し変化を加えました。彼のレベルの他のディレクターならおそらくそれをしなかっただろう。しかし、本当に偉大な監督はそうすのだと学びました。
彼の大成功は彼の並外れた能力の証です」
ピエールフランチェスコ・サヴィーノについて
インタビュアー「ピエールフランチェスコ・サヴィーノについて教えてください」
主演のこの人です
ニコラ・カリ「私たちは出会って以来、いつもとてもフレンドリー。
私たちは重要なシーンを共有しました。
リイナはブシェッタと対の存在です」
インタビュアー「ジョバンニ・ファルコーネの死後の乾杯のシーンは嫌な気持ちになりませんでしたか?」
イタリアでは我々が思うよりもさらに、ファルコーネは英雄として尊敬されています。
ニコラ・カリ「撮影の間、不安はたくさんありました。ショッキングなシーンですが、どれほどリイナが冷酷であるかを人々に理解させるために必要でした」
インタビュアー「カンヌの赤いカーペットはどのように感じましたか?」
ニコラ・カリ
「いいサイズです。されに素晴らしかった。。」