マフィアの噺をレビュー
マフィアグッズ専門店
こんにちは!
今回は書籍 「マフィアの噺」を紹介していきます。
マフィアの噺 内容
著者の常盤新平さんがシチリアへ行った際の旅行記とジョゼフ・ボナンノの半生が交互に描かれる構成になっています。
感想
ジョゼフ・ボナンノの生涯が短編小説程度のボリュームでまとめられているので、ジョゼフ・ボナンノに興味はあるけれど「汝の父を敬え」や「ゴッドファーザー伝説」は長編過ぎて。。。という方にもオススメの一冊。
本書は「ゴッドファーザー伝説」からの引用こそ多いものの、翻訳ではなくオリジナルの本となっています。
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日本の方が書いた本はかなり少ないので、そんな一面からも貴重な一冊。
単に珍しいからというだけではなく、日本人の視点から見た〝イタリア人〟や〝移民〟といったものがしっかりと描かれていて面白い。
旅行記パートは、マフィア好きの友人と一緒にシチリアを旅しているような感覚を味わえてとても楽しい内容。
(とはいえ、汝の父を敬えの著者に会うなどかなりマニアックな内容です笑)
元々、常盤新平さんはマフィアが好きな方で、文章からひしひしとマフィア愛が感じられます!
ちなみに、常盤新平さんはアル・カポネとマイヤー・ランスキーが一番好きだそう。
まとめ
大半は旅行記とジョゼフ・ボナンノについての二部構成ではあるのですが、本書のテーマは、「マフィアの解説」だとか「マフィアの歴史」ではありません。
ズバリ「なぜ私はマフィアが好きなのか?」です。
たまにはマフィアグッズ専門店以外のマフィア好きの意見を聞きたいなという方はぜひご覧ください!