フィアーシティ ニューヨークvsマフィア を紹介!
ニューヨークvsマフィア
本日、Netflixから配信された「フィアーシティ ニューヨークvsマフィア」をさっそく視聴しました✨
こちらはニューヨークを支配した五大ファミリーと彼らの逮捕に執念を燃やす捜査官達の闘いを描いたドキュメンタリー作品。
ニューヨークとマフィアについては様々な書籍や映画で語られてきました。
「マフィアはニューヨークに根を張ったが、実は彼等の敵はニューヨークだったのである」
マフィア経由アメリカ行き より
「ニューヨークは人殺しの街であり、法律ばかりか警官にとっても死を招く街である 」
汝の父を敬え より
しかし、今回は珍しくニューヨークとマフィアについて捜査官や判事達の視点から語られます。
あらすじ
※微ネタバレあり
で紹介した通りニューヨークには五つのファミリーがあり、あらゆる利権を握っていました。
そんな五大ファミリーのボス達を逮捕するためにFBIは、盗聴器という強力な武器を使い捜査を進めて行く。
やがて彼らの捜査はマフィア史を揺るがすコミッション裁判へと繋がって行くのでした。。
作品の魅力
フェアーシティには、実際に事件や捜査に関わった多くの人物や元マフィアのマイケル・フランゼーゼ氏が登場し、生々しい語り口で当時を振り返ります。
さらに実際の盗聴音声や写真、映像を使用することにより、かなりリアルに、そして解りやすくマフィアとニューヨークの歴史を解説している。
マフィア史の側面からいうと、ヘンリー・ヒルが
「栄光の時代だった。ワイズガイがあらゆる所にいた。 アパラチン会議の直前の1956年で、ワイズガイたちのあいだに揉め事がおき、クレイジー・ジョーイ・ガロがボスのジョー・プロファチと仲間割れをして全面戦争に入る前のことだ。」 と語った1950年代。
そしてクレイジー・ジョーやコロンボ、ホッファが暗殺された1970年代。
それよりも後の、マフィアが衰退していく時代が描かれます。
ですので、同じNetflix作品の「アイリッシュマン」に登場したファット・トニー・サレルノのその後についてもかなり詳しく知ることが出来ます!
マフィア好きな方はぜひ見ていただけたらと思います!