ロシアのウクライナ侵攻とマフィア
ウクライナ侵攻とマフィア
2022年2月24日、ロシアが隣国ウクライナに侵攻し、世界に衝撃を与えた。
これにより、数十万人のウクライナ国民がポーランドやルーマニアなどに逃亡。
ウクライナ情勢が混沌とする中、組織犯罪組織は何をしようとしているのだろうか。
ウクライナ国民とロシア国民が親しい間柄であるように、ウクライナの犯罪組織とロシアの犯罪組織は兄弟のような関係を築いている。
統合されていると言っても過言ではないくらいに。
ニュースによれば、ウクライナのギャングは、これまで以上にロシアンマフィアと協力しているようだ。
ロシア兵がウクライナの首都を襲撃しようとしている最中でも、ウクライナのギャングはロシアンマフィアと盗みなどを働いている。
以前のクリミア併合では、クレムリンがロシアの下部組織を設立していたが、モスクワに拠点を置く犯罪組織も大使を派遣して地元の一族とつながりを築いていた。
当然ながら、ウクライナでは警察や消防が機能していないので、ギャングたちはやりたい放題である。
中には住宅や企業を有料で保護することを申し出ているギャングもいるようだ。
さらにマネーロンダリングや麻薬売買、土地の不正な取得や公文書の偽造など、現在のウクライナでは、混乱に乗じて様々な悪巧みが行われている。
そしてその利益が最終的にはロシアンマフィア、すなわちロシアに渡るのだから歯がゆいばかりだ。
イタリアマフィアとウクライナ侵攻
奇妙な話ではあるが、不本意な形で社会貢献することになったマフィアもいる。
3月16日、イタリア政府はマフィアから押収した資産をウクライナの難民支援に活用すると発表した。
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昨年だけで政府は20.9億ドルものマフィアの資産を押収しています
具体的にはマフィアの豪邸を改築し、難民受け入れ施設にするようだ。
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