8月のマフィアニュース【リアルソプラノズ】
リアルソプラノズ逮捕
コロンボファミリーのコンシリエーレ、ラルフ・ディマッテオが恐喝容疑で有罪を認めた。
この事件は、ラルフの息子が父親のプールでくつろいでいる様子をツイッターに投稿したことで急速に広まった。
なぜなら、ラルフの姿はドラマ「ソプラノズ」の主人公、トニーソプラノとうり二つだったからだ。
ちなみに、ラルフの罪の内容は、ニューヨーク州クイーンズの労働組合をおどし、自分に有利な契約をするよう迫ったというものだ。
最終的な判決は10月5日で、41か月から51か月の懲役刑に処されるとみられている。
キナハンに迫る警察
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ダニエル・キナハン率いる犯罪組織のメンバーに逮捕の手が迫っている。
米国国務省はキナハンの逮捕につながる情報に対して500万ドルの懸賞金を提示。
それを受け世界各地の警察が、キナハンの仲間を逮捕、尋問している。
7月にはスペインで2人が逮捕された。
彼らはキナハンの組織の幹部で、何か重要な情報を握っていると思われる。
となると、キナハンが逮捕されるのは時間の問題かもしれない。
カナダマフィアの抗争
モントリオールの組織犯罪の幹部、デル・バルソが射殺された。
警察が現場に到着すると、すでにデル・バルソは死亡していたのだという。
デル・バルソは、モントリオール・マフィア、コリゼの粛清作戦の一環として2006年に逮捕され、
ギャング活動とコカイン密輸陰謀の罪で有罪判決を受けた。
2018年に釈放されたものの、2022年9月に地元の修道女に対する脅迫と恐喝の疑いで再び逮捕。
その後2023年には、ヘルズ・エンジェルスのメンバーと麻薬を密売した容疑がかけられた。
その矢先、彼は通っているジムの近くで何者かに射殺されてしまった。
現在、カナダマフィアは抗争の真っただ中であるとされており、今回の事件も関連があるとみられている。