偉大な俳優 ドン・リックルズ
偉大な俳優 ドン・リックルズ
本日はドン・リックルズについて紹介
名前を聞いても分からないかもしれませんが、顔を見るとピンとくる方も多いのでは。
リックルズは、1995年の映画「カジノ」でロバートデニーロ、ジョーペシ、シャロンストーンと共演を果たしています。
そう、カジノマネージャーのビリーシャーベットを演じた人物です!
リアルな役作り
リックルズはカジノのキャラクター シャーベットについてこう話しています。
「ビリー・シャーベットは私が知っている人の組み合わせです。私はこの町で育ったので、それほど困りませんでした。」
では彼はどんな経緯でラスベガスの人々を見てきたのでしょうか?
リックルズの経歴
1959年、ラスベガスでリックルズはコメディアンとしてデビュー。
初の仕事はサハラホテルのキャスバーラウンジで、ジャズの演奏の合間を持たせることだったそう。
やがて彼の毒々しくも楽しい語りは話題となり、ラスベガスの大きなクラブからもオファーが来るようになった。
フランク・シナトラとの交遊
ラスベガスのスターとなっなリックルズはフランク・シナトラとも友人だった。
リックルズはシナトラやラットパックのメンバーを面と向かって馬鹿にしても許される、数少ない人間だったという。
シナトラの気性の荒さを考えると、これは中々に凄いことです。
役者の道へ
リックルズは映画やドラマへと活動の場を移してゆく。
リックルズは演じることについてこう話したことがある。
「私はただの男、普通の男です。
私はとても一般的な人です。
でもステージに出るときや、有名人との大規模なパーティーに参加するときは、ステージでやるキャラクターになります。」
彼はいくつかの映画やテレビ番組に出演しました。
その中で最も有名なのはリックルズは映画「カジノ」とトイストーリーシリーズのミスターポテトヘッドの声優。
言われてみればポテトヘッドに似ている気も。。
後にデニーロは映画「カジノ」でのリックルズの活躍を振り返りこうコメントしている。
「ペシがリックルズを打ち負かすシーンは、映画で最もいいシーンの一つだよ」
映画の撮影後もリックルズはラスベガスのホテルで講演を続け、2017年に永眠した。