ケネディ大統領とマフィア part2
ケネディ大統領とマフィア part2
引き続きケネディとマフィアにまつわる説を紹介していきます。
ケネディクリーン説
大統領の父、ジョセフはマフィアと取り決めをしていないという説もある。
内容はこう。
ジョセフ・ケネディが、彼の2人の息子が関係していた上院委員会によって調査された悪名高いギャングと会ったことは信じがたいです。
ジョン・ケネディがジアンカーナと公に繋がっていたと知れたら、対マフィアキャンペーンへの損害は計り知れませんでした。
また、マクレラン委員会に攻撃された後、アウトフィットがケネディ家を信頼したり、ケネディ支持を継続しないと思います。
実際に選挙のわずか2日後の新聞記者に、ジョン・ケネディがマクレラン委員会で、アウトフィットを含む組織犯罪をさらに厳しく取り締まるつもりであると語っています。
また、ケネディとジアンカーナが会ったと話したのが、アウトフィットのしたっぱであるのも疑わしい。
アウトフィットのメンバーとはいえソルジャーが、これほど重要な秘密を知っていたとは考えにくいです。
さらに弟であるとはいえ、チンピラのチャック・ジアンカーナは知らなかったしょう。
同じ点が、ジャンヌ・ハンフリーズにも当てはまります。
伝統的なアメリカの組織犯罪は完全に男性の世界で、メンバーは妻を含む女性と情報を共有しません。
確かに。。
マフィアの多くは家族にも秘密を明かさない。
ましてやハンフリーズはかなり用心深く、知能派のマフィア。妻がいる前でこんな話をするとは思えません。
ちなみにサム・ジアンカーナの弟チャックの話にも疑わしいポイントが多い。
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この諸説あるエピソードの争点は、サム・ジアンカーナはボスだったのか? という部分にあり、私はサム・ジアンカーナはフロントボスだったのではとみています。
ちなみにフロントボスとは〝表向きのボス〟の事で本当のボスの風避けの役割を担います。
まとめ
選挙の投票数や投票率からも不審な点が見られない事からマフィアは大統領戦において大きな役割を果たさなかったという説も根強い。
つまりマフィアは勝ち馬を見極めて、乗っただけであり、 ケネディが勝つと見て恩を売ろうとした。
というわである。
これについても現状では推察するしかない。。
しかしながら、父のジョセフが元酒密売業者で、マフィアの身内であることから、マフィアの一部は〝当然、ケネディはマフィアの味方だ〟と思った。
しかしケネディ兄弟はマフィアに対して圧力をかけ、マフィアは裏切られたと感じた。
という二つについては間違いないと考えています。。