ミッキーコーエンの愛車
ミッキー・コーエン、車を買う
ミッキー・コーエンは、1940年代後半~50年代にロサンゼルスを支配したマフィアのボス。
コーエンは度々銃撃を受けていた。
ミッキーはこう語ってことがある。
「自分のことは気にしないが、たとえば母が訪ねてきたら、どうだ。
私は彼女を乗せて運転しなければならない。
それが気がかりだ。
狂った奴らは何をしてくるかわからん。そして妻。。私には家族を守る義務がある」
口にはしなかったが、コーエンは愛人たちの心配もしていました。
そこで、コーエンは襲撃にも耐えうる特注の車を購入。
しかし、ビバリーヒルズ警察とカリフォルニアハイウェイパトロールは、コーエンの車が公道を走ることを禁止する。
特注で作られたその車は、防弾仕様の1950キャデラックフリートウッドスペシャルセダン。
法律上、これは装甲車両であるとみなされたのだ。
コーエンは、キーフォーバー上院議員の公聴会へ出頭するよう求められたとき装甲車両で現れ、大騒ぎに。
コーエンは乗り心地を聞かれて、嬉そうに「素晴らしい」と語った。
それから、1¾インチのガラス窓
それぞれ400ドルの防弾タイヤ
各100ポンドの重さの8インチ厚のドアメッキ
フロントシートとリアシートの両方に組み込まれた特別な装甲板
当時800ドルの空調システム
を自慢した。
これらの装備にはシークレットサービスのエージェントも感銘を受けたそう。
大統領の車でさえ、これほどの装備ではなかったのだ。
しかし!
コーエンはその車を走らせる許可を得ていなかった。
問題視されたコーエンは、渋々お気に入りの車を売却することに。。。
この売却で、コーエンは5000ドルを損した。
この車は現在、ニュージーランドのサウスワードカーミュージアムに展示されています。
ちなみに、ミッキー・コーエンといえば映画「LAギャングストーリー」が有名ですね!見てない方は、Netflixからぜひご覧ください!