マフィアと葉巻とタバコ
マフィアと葉巻とタバコ
突然ですがマフィアといえばどんな人物を思い浮かべますか?
多くの人はハットを被り葉巻を加えた紳士を思い浮かべたのではないでしょうか。
実はマフィアが葉巻を好んだ裏には悲しい秘密があったのです。。
葉巻愛好家マフィア
葉巻を好んだマフィアは多い。
例えばシカゴマフィアのボス サム・ジアンカーナ。
彼は大きなキューバ産の葉巻を好みんでいたことから“サム・ザ・シガー”と呼ばれた。
ギャランテのあだ名は“シガー”
その名の通り、四六時中葉巻を加えており、射殺された時も葉巻を加えたままだった。
ちなみに葉巻にちなんだあだ名は多く“ ミッキー・シガー ” 、“ ボディーザ・シガー ” などもいた。
ガンビーノファミリーを率いたジョン・ゴッティも葉巻を好んでいた。
ゴッティの息子 ジョン・ゴッティJr.はこう話している。
「父は私の家を訪ねてきたとき、庭をブラブラと歩きながら葉巻を吸っていました。
父は葉巻を吸っている間は心底リラックスしていたんです」
マフィアは葉巻が好きなのか?
葉巻を愛するマフィアは他にもたくさんいる。
ラッキー・ルチアーノやバグジー・シーゲルなど。
しかし、その走りはアル・カポネだろう。
アル・カポネがメディアに写真を撮られる際にこれ見よがしに葉巻を咥えていたことからマフィア=葉巻というイメージが定着した。
と、聞くとアル・カポネは葉巻が大好きなんだろうなぁと思われるかもしれないが、実は違う。
アル・カポネは当時、最高の贅沢品であった葉巻を吸うことで自身の成功をアピールしていたのである。
葉巻は“権力”“材料”の象徴とされていました。
そして、アル・カポネが定着させたイメージはギャング映画に投影され、映画を見たマフィアやギャングも影響されていった。。
ちなみにアル・カポネはプライベートではもっぱらタバコを吸っていました
勿論、葉巻を本当に好きなマフィアもいるとは思う。
しかし、実の所は“そんなに好きでもない”マフィアも多いのかもしれない。。
余談 葉巻になったマフィア達
葉巻メーカーもマフィアが好きである。
よく日本で目にするのは“アルカポネ”。
その名の通りアルカポネをイメージした商品だと思われます。
高級品では“マフィアタイム”というブランドもある。
こちらの商品はハバナ産でかなり味わい深いとか。。
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