女マフィア!? 暗黒街の女性達

女マフィア!? 暗黒街の女性達

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今回はモブミュージアムが発表した〝女性ギャングベスト5〟を元に、暗黒街に生きる女性達を紹介していきます

組織犯罪の歴史は男性の歴史です。
いや、でした。

犯罪組織は伝統的に女性を売春婦やダンサー、など売り物としてきた歴史があります。

また、アメリカマフィアとシチリアマフィアは古来よりファミリーも家庭も男性主導で運営してきました。

マフィア映画でも多くの登場キャラクターは男性で、女性は母親、妻、兄弟、ガールフレンド、低レベルの犯罪者などとしとしてしか登場しない事がほとんど。

しかし、世界中の法執行機関が次々と男性のマフィアや犯罪者を逮捕しているので、次第に女性の犯罪者がボスとして組織を率いるケースが増えていると言われています。

暗黒街の女性進出

イタリアでは1980年代から対マフィア法を制定し、多くのマフィアを逮捕。

さらに刑務所のルールも厳格化され、電話の使用禁止、面会や手紙を制限するなどの措置をとってきた。

これらのマフィア対策は女性マフィアの誕生を促したと言われており、その証拠には、1989年にマフィア組織のメンバーとして逮捕された女性は1人だけでしたが、1995年には89人が逮捕されている。

最近の調査によると、女性マフィアは特にイタリアの犯罪組織〝ンドランヘタ〟と〝カモッラ〟に多く存在すると見られている。

ナポリ警察も会見で、「マフィアのファミリー運営に関わる女性の数は増加している。彼女達は刑務所に入れられた夫の未亡人または妻である。
彼女達は手綱を握っている。彼女達は男性よりも戦略を練るのに非常に優れており、さらに鋭敏です。」と語っている。

さて、ここからが本題 マフィア博物館が発表した女性マフィアベスト5を紹介していきます!

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ちなみにボニー・パーカーなど〝ギャングの女性〟は除外されているそうです

ヴァージニア・ヒル

ヴァージニア・ヒルは単なるマフィアの愛人以上の存在だった。
彼女はマネーロンダリング、違法な現金の配達、メキシコからのヘロインの配送、人身売買などにも関与したと言われています。

詳しくは「三分で学ぶ ヴァージニア・ヒル」をご覧ください。

ステファニー・セントクレア

ステファニー・セントクレアは、禁酒法時代にハーレムを仕切った黒人ギャングのボス。
ニューヨークのハーレム地区で、主にナンバーズ賭博を仕切り、「女王」と呼ばれた。

ダッチ・シュルツと対立したエピソードは有名で、映画「奴等に深き眠りを」でも登場しています。

当時、ほとんどの黒人ギャングがシュルツの武力の前にひれ伏したがクレアは一歩も引かなかった。

また、クレアは部下を逮捕から守るために、ニューヨーク警察に様々な証言を行った。
が、後に賄賂を要求した警察官を訴えもした。

派手な服装で一目を引いた事でも知られている。

グリセルダ・ブランコ

「ゴッドマザー」ことグリセルダブランコは、1980年代に世界で最も冷酷なコカイン輸入業者の1人でした。

彼女のシンジケートは10億ドル相当の麻薬をアメリカに密輸しコロンビアのカルテルに卸していた。

コカインを輸入し、昨年キャサリンゼタジョ

「拷問しながら笑っていた。」「彼女が指揮したとされる殺人の数は、大都市のマイアミからニューヨークのクイーンズまで、200件にのぼる」という事実には男性ギャングもかなりビビったそう。

1982年にブランコが指示した運命的な殺人の試みの1つで、ヒットした男は狙った犠牲者の2歳の男の子を逃し、誤って射殺しました。マイアミ警察の軍曹は後にブランコが子供の死が彼女が狙った男を怒らせることに感謝の意を表したと主張した。ヒットの動機:男は帝国の管理を手伝った3人の息子を軽視した。数か月後、ブランコには、コカインを扱うことを負った夫婦が子供たちの前で射殺されました。

さらに彼女は特殊な趣味を持っており、若い女の子にコカインを吸わせ、裸を眺めるのが好きだった。
また、彼女は頻繁に家で乱交パーティーを開き、そこで男性を射殺するなどの行動をとっている。

彼女は射殺を「思いやりのあるプレイ」と呼んだ。

彼女は恐らく精神を病んでいた。
1943年にコロンビアで生まれ、虐待されながら育ったブランコは11歳で初めて人を殺し、10代で最初の夫を殺し、2人目の夫と共に1970年代初頭に米国に不法入国したという経歴を持っている。

その後、1985年に逮捕され服役、強制送還された。

最期は2012年9月3日。
釈放された69歳のブランコは肉屋で働いていたが、ある日殺し屋がバイクで店先に乗り付け、車上から二発発砲。
ブランコは死亡した。

シスター・ピン

1990年代に中国移民の大規模な密入国を主導した組織〝スネークヘッド〟のリーダー。

通称「ビッグ・シスター・ピン」は、ニューヨークのチャイナタウンを拠点とし、中国から米国へ約3,000人の不法移民を人身売買しました。

彼女は中国の貧しい人々に豊かな暮らしを提供するという名目で船に乗せ、その一方彼等を売買する契約を結んでいたのだ。

アメリカへ向かう途中、それに気付いた人々が海へ飛び込み逃げようとする事も多かったが、そのほとんどは溺死した。

その後ピンは逮捕され、2014年に刑務所で亡くなった。しかし今でもピンはスネークヘッドの母として尊敬を集めている。

マリア・リチャーディ

イタリアのカモッラの家庭に生まれたマリアリカルディは、1990年代に夫と2人の兄弟が逮捕された後、組織を率いるようになった。

彼女は男性のボスとまったく同じだった。

脅迫や麻薬密売ビジネスを運営、組織間の対立が起きれば戦争の最前線で陣頭指揮をとり、他のファミリーのボスとも対等に話し合いを行った。

そして彼女は率いるファミリーを拡大してゆく。

しかし2001年に逮捕。
リカルディは刑務所に入れられたが、現在も強い影響力を持ち獄中から指揮を取っていると思われる。

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