三分で学ぶ！ デトロイトマフィア
三分で学ぶ！マフィア暗黒史
デトロイトマフィア
こんにちは！
今回はデトロイトマフィアの歴代のボス達を通して、デトロイトマフィアの歴史をさらっと解説していきたいと思います。
書籍や映画でも、影の薄いデトロイトマフィアですが、今後活躍するかも？
正直、人気のマフィアはいないです。。w
以下、順番にボスを紹介！
ヴィト・アダモ
1908 – 1913
1907年に故郷のシチリアから移住し、デトロイトで最初のイタリアのマフィアのリーダーとなる。
彼と彼の兄弟のサルヴァトーレは、1912年頃まで、リトルイタリーの密造酒ビジネスを取り仕切った。(禁酒方施行前)
1913年11月にヴィトと彼の兄弟は、ライバルギャングによって射殺された。
その後、トニー・ジャノラがアダモの組織を引き継いだ。
トニー・ジャノラ
1913 – 1919
ジャノラもシチリア出身で、1901年にデトロイトにやって来た。
彼の時代は平和だったのだが、1919年に射殺されてしまう。
後は、弟のサルヴァトーレが引き継いだ。
サルヴァトーレ・ジャノラ
後を引き継いだサルヴァトーレは、兄の敵をとる。
しかし、1919年10月2日にその報復として銃殺されまった。
ジャンノーラの葬儀は、かなり豪華だったそう。
ジョヴァンニ・ヴィターレ
1919 – 1921
ジョヴァンニ・ヴィターレ、通称ジョン・ヴィターレは激しい暴力によりデトロイトを支配した。
しかし、僅かな二年後、蜂の巣にされ死亡。
この後から、デトロイトマフィアの発展が始まります。
サルヴァトーレ・カタラノッテ
1921 – 1930
サルヴァトーレ・カタラノッテはシチリア生まれ、1905年にデトロイトに移住した。
このとき、一緒に多くのマフィアがシチリアからやって来た。
彼は、デトロイトのギャング達に団結を求め、しっかりとした犯罪組織造りを行う。
それにより不毛な争いが無くなった。
彼は市と州当局に賄賂を渡すことで、ビジネスをやり易くしたと言われています。
しかし、1930年に肺炎で亡くなってしまう。
彼が去ったことにより、またデトロイトマフィアは混迷期に入る。。
チェザーレ・マラーレ
1930 – 1931
チェザーレは1930年にデトロイトマフィアのボスを勤めた。
この頃ニューヨークでは、カステランマレーゼ戦争が勃発。
1920年代後半、マラーレはジョー・マッセリアと同盟を結んだ。
しかし、カステランマレーゼ戦争に深入りし過ぎたマラーレは、1931年2月7日に射殺された。
グリエルモ・トッコ
1931 – 1936
ブラック・ビル・トッコとして知られる彼は、1910年にデトロイトに来て、従兄弟のジュゼッペ・ゼリーリとアンジェロ・メリと共にギャング団として活動した。
マラーレは、ジョー・マッセリアの「デトロイトを独占支配しろ」という命令に従い、トッコ達の暗殺を決行。しかし未遂に終わった。
やがてトッコ達らは、マラーレを暗殺し組織を引き継いだ。
その暗殺の罪で、ゼリーリは逮捕されてしまう。
ゼリーリが出所すると、トッコはボスの座を彼に譲った。
ジョゼフ・ゼリーリ
1936 – 1977
ゼリーリはとても賢く、この時代にデトロイトマフィアは様々なビジネスに乗りだした。
1957年にヴィト・ジェノベーゼが主催したアパラチン会議にも出席。
しかし、ゼリーリは間一髪、逮捕を免れた。
1963年には、ジョセフ・バラキが彼について証言し、公聴会に呼ばれるも逮捕はされなかった。
ゼリーリはジミー・ホッファとも関係があり、チームスターズは数年間デトロイトマフィアとビジネスを行っていた。
しかし、ホッファの妻がデトロイトマフィアのトニー・シミニと不倫をしていることが公になる。
これによりチームスターズとデトロイトマフィアの繋がりは、一旦途絶えてしまう。
この時点で、ゼリーリは体調を崩しており、ボスの座をトッコに譲った。
ジャコモ・トッコ
1977 – 2014
ゼリーリの死後、トッコは再びボスに。
2014年に87歳で亡くなるまでボスを勤めた。
ジャック・ジャカロン
2014 –現在
現在のデトロイトのボス。
ジャックは1990年にカポになり、2001年にアンダーボスに昇進。
デトロイトマフィアは現在〝目立たない〟事に重きを置いて活動していると、とあるマフィアは語る。
現在でも、デトロイトマフィアは強い影響力を発揮していて、目立たない事により逮捕を避けて、繁栄しています。
