ゴッドファーザーのトリビア200 FINAL
映画ゴッドファーザーのトリビアpart5 悲しき裏側など

実はもう一記事あります。
トリビア151
・映画の公開前、実際のマフィア達の間ではアーネスト・ボーグナインがヴィト・コルレオーネ役に相応しいと話していた。とマフィアを盗聴していたFBIが語っている。
トリビア152
・映画の制作発表以来、役を演じたがるイタリア系の素人役者が大挙して押し寄せた。
あまりに騒動が加熱し、100ドルでゴッドファーザーのオーディションを受けられるという詐欺が流行した。
トリビア153
・part2の削られたシーンではフランクが九死に一生を得たのはハイマン・ロスの計画通りだと名言されている。
トリビア154
・part2の削られたシーンの中には、フランクは兄に隠し子を預けており、子供達の命も人質に取られている。と語られるシーンがある。

トリビア155
・ゴッドファーザーpart3で ドン・アルベルトを演じたカリディはpart2でカーマイン・ロサトも演じていた。
トリビア156
・トムの妻役のジュリー・グレッグは、パラマウントの音楽アシスタントだったが、友人がコッポラに写真を送ってみた事から採用された。
トリビア157
・コニー役のタリア・シャインはコッポラ監督の妹。
「監督が起用したがった」「監督は反対していた」など諸説ある。
トリビア158
・マーロンブランドはヴィトを演じるために施される特殊メイクが嫌いで、撮影が終るとすぐに剥がしてしまう。
しかし自分の出番が終わっても共演者の撮影が残っている場合は、雰囲気を崩さないためメイクはそのままにして我慢していた。

トリビア159
・ソニーがカルロを殴る場面にはトーマス・デューイのポスターが貼ってある。
ちなみにデューイはマフィアに対して厳しい取り締まりを行った人物。
トリビア160
・ヴィトが撃たれて倒れるシーンは、マーロン・ブランドが倒れてからの撮影が長かったため、フレドが泣く辺りのシーンではブランドは熟睡している。

トリビア161
・ブランドは撮影中「ピリ辛イカ」にハマっていた。
ソニーの遺体を見せるシーンでは、見えない位置でピリ辛イカを持っている。

トリビア162
・ソニーがカルロに焼きを入れるシーンは、拳が全然当たっていないなどネタにされるが、カルロ役のルッソは肋骨二本にひび、肘の骨が欠けてしまうケガを負った。

トリビア163
・ソニー射殺シーンでは、演じたカーンの体には100以上の爆竹が付けられた。

トリビア164
・part2でマイケルが息子から貰う絵は、監督の息子が書いたもの。
(たくさん描かせた)
1986年に監督の息子は事故で亡くなってしまったが、part3ではお守りとして同じ絵がマイケルの息子へ渡されている。
トリビア165
・ウィリーチチを演じたジョー・スピネルは一作目当時、タクシーの運転手をしていてエキストラとして出演した。
トリビア166
・part1の抗争シーンで登場する遺体の写真は実際の事件現場のもの

トリビア167
・ヴィトが退院して帰ってくるシーン、階段を登る担架には90キロの重りが仕込まれていた。
それはマーロン・ブランドのいたづらだった。

トリビア168
・パート1の冒頭、ケイがラザニアを食べているシーンは元々パスタを食べている予定だった。
しかしアップにした際、見苦しいので、ラザニアに変更された。

トリビア169
・クレメンザがミートソースを作るシーン
は、監督が書いた脚本には、《オリーブオイルを入れ、にんにくとソーセージを軽く焼く》と書かれていたが、原作者のプーゾが《ソーセージを炒める》に書き直した。
プーゾ曰く、ギャングなら炒めると言うらしい。
トリビア170
・当時監督はすべての作品でレシピを紹介する予定だった。
作品の出来が悪くても役立つ知識があると、救われると思った。
トリビア171
・「クレメンザ役のリチャードの作り方は正当なものではないが、ミートソースを作るときはソーセージを炒めてから赤ワインを入れるといい。すると、ワインが熱で蒸発し、香りがつく」と監督が語っている。
トリビア172
・ホテルでケイとマイケルが会うシーンは、雰囲気を出すために二人にルームサービスで好きなものを頼ませた。
トリビア173
・マイケルが病院に来るシーンで、無人の廊下のショットがあるが、これはジョージ・ルーカスのアドバイスで、後から挿入された。
トリビア174
・当時、アル・パチーノの自宅の向かいにマフィアのボス カルロ・ガンビーノの息子が住んでいた。
トリビア175
・続編に数字をつけたのはゴッドファーザーが初めて
トリビア176
・part2で少年のヴィトが7番の札を付けているのは、監督のラッキーナンバーだから

トリビア177
・part2のキューバでのシーンはドミニカ共和国で撮影している。
トリビア178
・カストロはゴッドファーザーpart2を見て、リアルな描写だと褒めた
トリビア179
・キューバでケーキを食べるシーンは一週間かけて撮影された。
ハイマン・ロスを演じたストラスバーグは、このシーンの撮影中に着ていたシャツを失くしてしまった。
なので、シーンの後半で着ているのは、無地のシャツにペンで同じ柄を書いたもの。
よく見ると少し違う。

トリビア180
・part2、ロスがモー・グリーンの事を話すシーン。
これは、監督がグリーンのモデルであるバグジーを讃えるために作った。
トリビア181
・大家がヴィトを訪ねるシーンで、帰り際にドアが開かないのは監督のいたずら。
大家役の俳優に監督は、素早く立ち去れと指示していた。
トリビア182
・幼いソニーを演じたのは監督の息子
トリビア183
・part3の冒頭にも監督の両親が出ている。
「父はアカデミー賞を取り損ねたショックで、亡くなった」と監督は語っている。
トリビア184
・part3にはマーティン・スコセッシの母親が出演している。
トリビア185
・part3でマイケルがやたら水を飲むのは糖尿病のため
トリビア186
・part3で庭に椅子を並べて会議をするシーンで、座っている一人はマイケルの護衛だったカロ。 役者も同じである。
ちなみに世話役だったマフィアは違う役者になっている。
場所は、part1でマイケルがアポロニアと暮らした場所。
補足※ 終盤、眼鏡で暗殺する人がカロです。

トリビア187
・ちなみにもう一人の裏切った護衛、ファブリッツォは未公開シーンで殺害されている(爆殺とマイケルによる銃殺の2パターンがある。)

トリビア188
・part2の冒頭、幼いヴィトが隔離されるエピソードは監督の祖母のエピソードが元になっている。
トリビア189
・part3に登場する殺し屋親子の息子は、監督の親戚。
トリビア190
・part3の双子のボディーガードはかなりの腕利きという設定。
しかし、彼らの活躍シーンはばっさりカットされた。
トリビア191
・part3のマイケルとケイがデートするシーンで、ロバが横切るのはpart2を意識してのもの。
(ヴィトがロバに隠れて逃げる)
トリビア192
・part2冒頭のヴィトの兄が殺されるシーンは、実際の殺人事件の現場写真を参考にしており、死体のポーズまでそっくり。
トリビア193
・監督は、part3のヘリからの襲撃シーンをとても気に入っており、斬新だと自画自賛している。
トリビア194
・part3のオペラのシーンで、指揮をとっているのは監督の叔父。
監督の父と喧嘩しており、仲直りのきっかけになればと撮影に呼んだ。
結局、仲直りはしなかった。
トリビア195
・part3の終盤はマッシモ劇場が舞台となるが、撮影時マッシモ劇場は改装中だった。
なのでステージが映るシーンはセットでの撮影。 廊下などは実際のマッシモ劇場で撮影された。

トリビア195
・part2でミオ(マイケルのボディーガード)が、ハイマン・ロスを暗殺しようとするが射殺される。
ミオが何故忍び込めたかは、ファンなら気になるが特に深い理由は考えられていない。
トリビア196
・ドンチッチオ邸のロケ地には、巨大なサボテンが生えている。
作品内の整合性の為に、冒頭のシーンの撮影時にはサボテンが伐採されている。(後半シーンでは生えている)
トリビア197
・監督はpart3の撮影中、ロケ車の中に引き込もっており俳優への指示も車から無線で出していた。
それを聞いた黒沢明監督にそれは良くないと忠告された。
トリビア198
・ゴッドファーザーはゲーム化もされているが、ゲームのヴィトの声はモノマネタレントが吹き込んでいる。
トリビア199
・マリオプーゾの小説「シシリアン」には、シチリアへ逃れていた頃のマイケル・コルレオーネが登場する。

トリビア200
・ハイマン・ロスのモデルランスキーは、part2を見た後で演じたストラスバーグに電話して、演技を褒めた。
彼の家族も「ランスキーが登場する映画の中で一番好きなのはゴッドファーザー」と語っている。
トリビア201
・ここまで読んだあなたはかなりのゴッドファーザーマニア

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