ゴッドファーザーのトリビア part4
映画ゴッドファーザーのトリビアpart4 デニーロのこだわりなど
トリビア121
・ルカブラージがヴィトに挨拶するシーンを撮影中、ルカ役のレニーはいたずらを仕掛けた。
レニーが台詞を言うタイミングで舌を出し、下には「ファックユー」と書かれていた。
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・バルジーニ暗殺シーンには、撮影を一目見ようと一万五千人の野次馬が集まった。

トリビア123
・撮影中、あまりにスタッフと喧嘩する監督を見かねたマーロン・ブランドは「何を熱くなっているんだ?たかがギャング映画じゃないか」と言った。
トリビア124
・バルジーニ役のコンテは、ヴィト・ジェノベーゼを演技の参考にしている。

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・ジェノベーゼはヴィト・コルレオーネのモデルであるフランク・コステロのライバル。


トリビア126
・冒頭、結婚式シーンで場を和ませるためにマーロン・ブランドとロバート・デュヴァルが急にズボンを脱ぎ尻をだした。
その後、現場では尻を出すのが流行したそう。
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・マリオプーゾはゴッドファーザーの一番の名台詞は 「ブリーフケースを持った一人の弁護士は、銃をもった100人のチンピラより強い」だったが、誰も賛同してくれずカットされた。
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・part2 、ママコルレオーネの葬儀のシーンの遺体は、ほんの一瞬だけ監督の母親と入れ替わっている。
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・監督の母はpart1の未公開シーンにも登場している。
二人はマイケルがレストランでソロッツォ達を射殺するシーンにも客として座っている。
ちなみに抗争のシーンでピアノを弾いているマフィアは監督の父親。
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・マイケル・コルレオーネの役の候補者にはデニーロの他に、ジャック・ニコルソンやダスティン・ホフマン、マーティン・シーンもいた。
しかし監督的にはアル・パチーノ一択だった。
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・しかし、パチーノのスクリーンテストは散々だった。
監督はパラマウントの許可を得るために何度もパチーノにテストを受けさせた。
出演は絶望的だったが、マーロン・ブランドが「彼には何かある、彼を使え」と助言した。
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・マイケルがアル・パチーノ役に決まったが、実は数日前に他の映画に出演する契約を結んでしまっていた。
この契約を解除するために大物弁護士を雇って圧力をかける。
この弁護士はアル・カポネの弁護士も勤めたシドニー・コーシャック。

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・契約は解除出来たが、変わりにポーリー役が決まっていたロバート・デニーロがパチーノの穴を埋める役者として差し出された。
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・カリートの道でクラインフェルドが入院する病院は「ゴッドファーザー」でヴィト・コルレオーネが入院する病院と同じ
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・原作「ゴッドファーザー」は当初「マフィア」というタイトルだった。
マリオ・プーゾは人生の再起をかけて、三年の月日を費やし、この小説を完成させた。
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・「マフィア」(完成した際にゴッドファーザーに改名)の完成までの期間は、パラマウントがプーゾの生活費を工面していた。
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・マリオプーゾは原作が完成した際に、記念と称してヨーロッパ旅行へ
カジノで8000ドルの借金を作って帰って来た。
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・part3制作時、監督はビンセント役にも本気でロバートデニーロを使おうとした。

トリビア139
・フランシスFコッポラ監督のミドルネーム Fは「フォード」の意。
コッポラの父親は音楽家で、フォード社のラジオ番組の指揮をしていたことから。 産まれた病院もヘンリー・フォード病院。
ちなみにその頃のフォードの人事部長はマフィアだった。
トリビア139
・コッポラ監督が初めて原作を読んだときの感想は「シナトラをモデルにしたような歌手が出てきたり、ソニーがとてつもなく大きな◯◯◯◯の女を好きになったり、実に下らなかった」だった。
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・マイケルとヴィトが庭で話すシーンの脚本は、練りに練られ撮影の前日にギリギリ完成した。

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・ヴィトが孫と遊ぶシーンの撮影前、マーロン・ブランドは友好を深めようと子役と怪物ごっこをした。
その様子はそのまま本編で再現されている。
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・ゴッドファーザーではBGMがその場面で流れている音楽として挿入されているシーンが多い。
マイケルとケイが買い物するシーンで流れている曲はその後のルカ・ブラージのシーンではラジオから聴こえている。(なので少し雑音が入っている)

トリビア143
・part2終盤、トムが軍に保護されているフランクを訪ねるシーンは、刑務所で囚人達に見守られながら撮影された。

トリビア144
・ゴッドファーザーpart2は完成当初、6時間の大作となり、その後様々な部分が削られた。
トリビア145
・ゴッドファーザーの監督にコッポラが選ばれる以前、サム・ベキンパーが監督をしたいと申し出た。
しかし、「彼にまかせたらどれだけの死体が画面を埋め尽くすかわからない」とお断りされたとか。
トリビア146
・馬の首のエピソードは、倫理委員会に配慮して削られる予定だったが、原作であまりに有名なエピソードだったので映画でも描かれた。
トリビア147
・一作目の前半部分、ソニーがルーシーとセックスするシーンも削除される予定だったが、ソニーの荒々しさを表現するために残された。
トリビア148
・ルカブラージ暗殺やソニー暗殺のシーンは口頭で語られてからフラッシュバックで挿入される予定だった。
あまりに陳腐に仕上がりそうだったので、現在の形に変更された。
トリビア149
・マイケルとケイの再開シーンは、撮影が始まった段階では脚本に無かった。
再開シーンが必要な事に気付いた監督が慌てて書き足してなんとか間に合った。

トリビア150
・ヴィトの死亡シーンも、脚本の段階では無く、監督が後から付け足した。
その代わりヴィトの死後にマイケルがトムに力を借りたいと頼むシーンが削られた。
